救急医療崩壊 焼け野原に焼夷弾 東大阪で前線の医師不足が露呈(その4)NHKニュースで「また病院の受け入れ拒否です」って読んだ女性アナは誰?

こら、NHK。
早朝の放映だからって、いい加減な原稿を女性アナに読ませてんじゃねえぞ。それとも
　アドリブ
じゃねえだろな?
この女性アナの姓名を知りたいのだが誰?(画像はクリックすると拡大します)

現在
　5つの救急救命センターが受け入れ不可能だった東大阪の事故
についてのニュースが、NHKのサイトに上がってるんだけど、そのニュースの文言にない一言を、この女性アナがイントロで言っている。
　また病院の受け入れ拒否です
と。アドリブだったら、本人の認識不足、そうでなくニュース原稿にあったなら
　ニュース担当記者の奢り
だ。
　NHKは救急医療をこれ以上崩壊させたいのか
と思いますがね。
NHKニュースより。

５救命センター拒否 男性死亡

２日夜、大阪・東大阪市で交通事故にあった男性が５つの救命救急センターに受け入れを拒否され、事故からおよそ１時間後に別の救命救急センターに運ばれましたが、容体が悪化し死亡していたことがわかりました。
２日の午後１０時２０分ごろ東大阪市東鴻池町の市道で、
ミニバイクに乗っていた大阪・大東市の自営業、西村正夫さん（４９）が右折してきた軽乗用車と接触しました。西村さんは胸を強く打っており、通報を受けた大東市消防本部の救急隊は、現場で応急措置をしながら東大阪市や大阪市など周辺の５つの救命救急センターに受け入れを要請しましたが、いずれもほかの患者を治療中などの理由で拒否されたということです。
西村さんは、事故からおよそ１時間後に現場から１５キロ離れた大阪・吹田市の府立千里救命救急センターに運ばれましたが、
容体が悪化し、大動脈損傷で死亡しました。
救命救急センターは、２４時間態勢で救急患者を受け入れる３次救急の医療機関ですが、大東市消防本部は「正月で休みの病院が多いなか、受け入れ先の確保が難しかった。残念な結果となった」と話しています。
大阪府内では、先月２５日に体調不良を訴えた富田林市の８９歳の女性が３０の病院に受け入れを断られ、その後、運ばれた病院で容体が悪化して死亡しています。

1月4日 4時34分

まず
　受け入れ不可能だった
と言え、NHK。
　拒否
というのは
　余力があったのに、現場が怠慢だった
と非難しているのと変わらない。本当に
　現場に余力があったのか取材した上で、このニュースを流した
のか?
警察発表等の垂れ流し原稿じゃねえのかよ、NHK。

年末年始は報道部も人材がいないんだな、NHK。
　地域力のアップ
とかいう愚にもつかない企画をしょっちゅうやってるけど、
　地域医療の破壊
につながる
　救急医療叩きニュース
は一向に止めもしなければ、どんどんひどくなるばかりだ。それとも
　BK勤務のNHK職員は、何かあった時も、救急搬送しなくてイイ
ってことか?　このニュースを制作したのはBKだと思うんだけど、BKの報道担当のエライ人のご意見を伺いたいものですね。お宅の職員は、福利厚生がばっちりで、わたしの知り合いも、病気休養・子どもの病気の看病のための休養などを長期間にわたってとっていて、たいへん
　弱者に優しい職場
だけど、こんな
　救急医療をぶち壊すような報道体制を続ける
ようでは、いざ職員が救急搬送されても、その時は
　まともな救急医療機関が機能してない状態
になってますよ。あなたたちのやってることは
　恩人に後足で砂を掛けただけでなく、大小便をまき散らしている
のと変わりない。

確実な取材の元に
　正月三が日という元々薄い医療体制の時期に起きた不幸で重篤な交通外傷の搬送がどの医療機関だったら受け入れ可能だったのか
検証していただきたい。