中国毒餃子事件(その7)江崎グリコも自主回収 加ト吉は自主回収品目に家庭用追加
中国河北省天洋食品工場で製造された餃子から有機リン系農薬が検出され、10人が中毒を起こした事件に関連して
江崎グリコと加ト吉が自主回収する商品名を発表
した。
NHKより。まずは江崎グリコ。
江崎グリコ 自主回収始める大阪の大手食品メーカー「江崎グリコ」は、問題の冷凍ギョーザを製造した中国の業者が作った冷凍の豚カツが原料に使われていたとして、レトルト食品の自主的な回収を始めました。
回収を始めたのは江崎グリコが販売するレトルト食品「DONBURI亭かつとじ丼」です。江崎グリコによりますと、この商品の原料として使われている冷凍の豚カツは、食べた人が中毒症状を訴えた冷凍ギョーザを製造した中国・河北省の食品メーカーが作ったものだとわかりました。江崎グリコは、レトルト食品自体には品質や安全性に問題は起きていないとしていますが、冷凍ギョーザの問題の原因究明が進んでいないことなどを考慮して商品の自主回収を決めたとしています。この商品は全国のスーパーなどおよそ3000店に出荷され、回収の対象はおよそ7万個に上るとみられています。この件に関する江崎グリコの問い合わせ先は、フリーダイヤル「0120-917-111」です。
最初、業務用の自主回収を発表していた加ト吉は
その他に家庭用・業務用商品にも天洋食品工場が製造したものがある
ことが判明し、更に品目を追加した。
NHKより。
加ト吉 家庭向け商品も回収へ冷凍食品大手の「加ト吉」は、当初発表していた業務用の6品目のほかにも、「ジェイティフーズ」と同じ中国のメーカーが製造した商品が家庭用も含め12品目あったことがわかり、自主回収することになりました。
加ト吉では、当初、自主回収する商品について、飲食店などの業務用に販売している「串揚職人豚ロース串カツ」など6品目と発表していました。しかし、その後の調査で、加ト吉では、このほかにも、家庭用を含むあわせて12品目の商品が同じ中国のメーカーで製造されていたことがわかったということです。新たに判明した商品は、家庭用では、
▽「Sごっつ旨いチャーシュー6枚入りラーメン」、
▽「ごっつ旨いチャーシューメンとんこつ」
の2品目。業務用では、
▽「手作り肉餃子」、
▽「豚ロースと玉ねぎ串カツ」、
▽「冷凍揚げとんかつG」、
▽「アスパラベーコン巻きフライ」、
▽「豚ロースと玉ねぎ串フライ25」、
▽「新豚ロース串フライ」、
▽「豚ロース串フライ」、
▽「串カツセット」、
▽「NEW豚串フライ」、
▽「豚ロースと玉ねぎ串カツ70」
の10品目となっています。加ト吉では、今後、取引先と連絡を取るなど商品の自主回収を行うことにしています。1月31日 4時33分
というわけで、是非冷蔵庫のチェックを。
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