« 救急医療崩壊 大阪東南部(南河内=富田林市周辺)の救急医療は「命の選択」フェイズに入る崩壊段階か 77歳心肺停止の救命率は? 朝日は救急医療の大家杉本侃阪大名誉教授の発言を都合良く切り貼り編集 | トップページ | 若草山の山焼き 今年は半分が焼け残る »

2008-01-13

救急医療崩壊 マスコミは「大阪東南部焦土作戦」遂行中 横浜で産科絶滅をはかる「横浜焦土作戦」の共同通信と朝日新聞大阪本社が共同戦線

大阪東南部の救急医療が崩壊しつつあることは、ここ2週間ほどのマスコミの
 大阪東南部救急搬送不能問題
に対する異常なほどの取り上げ方で明白だ。
しかし、マスコミは
 「受け入れ拒否」
という悪意に満ちた文言を用いて
 すでに受け入れできないほど逼迫している現場を叩く
方向に血道を上げている。その結果
 現場で限界まで頑張っている医療スタッフの心が折れて、現場から立ち去る
のは、明白である。つまり、現在行われている
 大阪東南部救急搬送不能問題報道
の意図するところは
 大阪東南部焦土作戦
である。マスコミは
 大阪東南部の救急医療を崩壊させ、さらに大阪の他の地域、ひいては関西全域の救急医療体制を焼け野原にしたい
ものらしい。そうした悪意のある報道を続けているマスコミには
 モラルの欠片もない
のだ。
 他人の死を面白おかしく報道することで飯を食うのがマスコミ
であり
 他人の死が「医師の怠慢」によると脚色
するのが
 一番、新聞が売れるネタ
なのだから、
 何がなんでも「医師が悪い、病院が悪い」報道
を続けるだろう。ちなみに
 全国紙の記者は全国に異動する根無し草
なので
 大阪東南部の救急医療が崩壊しようとも、自分の「スクープ」が取れれば、次は東京本社に異動できてラッキー
くらいにしか思ってない。
 特ダネは出世へのパスポート
だから
 実際に報道を受けて、救急医療が崩壊し、被害を受ける地元住民のことなど、これっぽっちも考えてない
のである。

そもそも
 89歳の女性が昨年12月25日になかなか救急搬送できず死亡した
というのが、この
 マスコミの「大阪東南部焦土作戦」
の発端である。
朝日の記事を貼っておく。
30病院が救急受け入れ拒否、89歳女性が死亡 富田林 2007年12月28日

この時点で
 大阪東南部の救急医療が崩壊している
と正しい方向に誘導できなかった時点で、マスコミは終わっている。
朝日はこんな
 歪曲した報道
を続報として出した。
病院の半数「救急の看板倒れ」 30病院の受け入れ拒否 2007年12月29日

「看板倒れ」という悪意ある記事は、
 医療スタッフが足りず、応需できなくても「看板を上げさせようとする政治的圧力がある」ことを完全に無視
している。どこに
 救急医療は儲かる
と考えている医療機関があるというのだ。実際は
 救急医療は赤字
なのだ。
さらに、この89歳女性の場合は
 最初の訴えが「嘔吐」
だった。12月25日未明ということは
 振り替え休日だった12月24日の夜間診療時間帯
である。つまり
 どこの救急も人員が手薄な状況
だった。したがって
 89歳嘔吐
で応需する救急医療機関はなかなかないのが現状である。
その事実を無視して、
 あくまで病院が悪い
と書いているのが、やはり朝日新聞である。
大阪府救急情報システムで「可能」の19病院、搬送拒否 2007年12月31日

そもそも
 もともと救急医療のスタッフは不足でつねにぎりぎりの状態で回っている
というのに
 休日深夜帯という一番手薄な時間の「受け入れ不能」

 19病院が受け入れできなかった
と書く神経が分からない。そんなに
 病死するのは誰かが悪い
と言いたいのか。それとも
 人間は病院に搬送されれば、100%救命できて、死なずに済む
とでも思っているのか? おめでてーな、朝日新聞大阪本社。年末は
 ノロウイルス感染大流行
で、
 嘔吐の患者さん
が、あちこちの救急に溢れていた。ノロウイルスでは二次感染を防ぐために消毒が大変だから、大阪東南部でも、現場はとんでもない状態になっていたのは間違いないと思う。そうした現場の
 ファクト
を無視して、こうした記事が書き飛ばせるのは、書いた記者が
 自分が病気で死なない、決してケガもしない、医者にはかからない
と信じているからだろう。それなら、一生行くなよ、病院に。

さて、
 大阪東南部焦土作戦
は年をあけてもヒートアップしている。朝日と共同が共同戦線を張って頑張っている。朝日の場合は、朝日を取ってないか、朝日のwebを覗かなければ見なくて済むが
 共同通信の記事は全国の新聞社・テレビ局の配信されてそのまま流される
ので、影響力が違う。
同じ大阪東南部に属する河南町の「受け入れ不能」を朝日と共同が足並みを揃えて報道している。しかも
 昨年3月の出来事
で、これは
 ためにする記事
であるとしか思えない。今後、
 朝日と共同は、大阪東南部の救急医療を壊滅させるために、次々とこうした「大阪東南部の受け入れ不能」事例をあげつらって、現場叩き報道を続ける
つもりらしい。
朝日の記事。
大阪・河南町でも21病院搬送拒否、男性が死亡 昨年 2008年01月12日12時03分
共同の配信記事。
21病院受け入れ拒否、死亡 大阪の70歳男性、救急搬送 2008年1月12日 16時38分
先ほど記事を書いたばかりの
 77歳心肺停止
だって、
 昨年3月のこと
だったもんな。

そんなに
 大阪東南部の救急医療を報道の力で壊滅させたい
のか、朝日新聞大阪本社と共同通信。

|

« 救急医療崩壊 大阪東南部(南河内=富田林市周辺)の救急医療は「命の選択」フェイズに入る崩壊段階か 77歳心肺停止の救命率は? 朝日は救急医療の大家杉本侃阪大名誉教授の発言を都合良く切り貼り編集 | トップページ | 若草山の山焼き 今年は半分が焼け残る »

コメント

朝日新聞の天敵であるはずの産経新聞もいっしょになって「受け入れ拒否」って書いてますね。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080113/crm0801132151010-n1.htm
「大阪・富田林消防で3次救急も受け入れ拒否で2人死亡」
昨年3月のことを何で今さらという気がしますが…。よっぽどメディアは病院に恨みがあるんでしょうねぇ。

投稿: Ilfa | 2008-01-13 23:17

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/109312/17678386

この記事へのトラックバック一覧です: 救急医療崩壊 マスコミは「大阪東南部焦土作戦」遂行中 横浜で産科絶滅をはかる「横浜焦土作戦」の共同通信と朝日新聞大阪本社が共同戦線:

» [床屋政談・ニュース速報]無題・いま、マスゴミはどこに向かって走っているのか? [躁うつ病高齢ニートの映画・TV・床屋政談日誌]
このブログを読んでくださっている方(というか固定読者なんかどれだけいるのか知らないが)は意外に思われるかもしれないが、自分はニュースを真面目には見ない。たまたまTVをつけたら知ったとか、ネットで知ったとか、まあその程度ですね。他のブログ(サイト)に教えて... [続きを読む]

受信: 2008-01-14 04:53

» 愛知県下の各大学産婦人科医局の実情 [産科医療のこれから]
(関連目次)→ 地方医療の崩壊 実例報告 目次                  [続きを読む]

受信: 2008-01-22 16:24

« 救急医療崩壊 大阪東南部(南河内=富田林市周辺)の救急医療は「命の選択」フェイズに入る崩壊段階か 77歳心肺停止の救命率は? 朝日は救急医療の大家杉本侃阪大名誉教授の発言を都合良く切り貼り編集 | トップページ | 若草山の山焼き 今年は半分が焼け残る »