SL深夜の陸上移送2.5km@出水
冬の出水といえば
ツル
今のツルの様子 ライブカメラ
なんだけど、これは
かつてお召し列車を引いたSLを移送する
というニュース。
鹿児島のMBCニュースより。(画像はクリックすると拡大します)
太陽国体で活躍のSL、深夜の大移動出水市に保存されている蒸気機関車が、川の拡幅に伴って移されることになり、夜を通して大規模な移動作業が行われました。
太陽国体で天皇陛下の「お召し列車」を引いたというこの蒸気機関車。
夜の作業列車の点検などを行う「機関区」があり、鉄道の街だった出水市。そのシンボルとして保存・展示されてきた蒸気機関車が今回、別の場所に移されることになりました。
太陽国体の機関車映像1972年の太陽国体で、天皇陛下が乗った「お召し列車」を引く蒸気機関車C56。
(お召し列車を示す菊の紋章がヘッドマークとなっている)
出水の蒸気機関車は、このときお召し列車を引いた、2つの蒸気機関車のうちの1つです。
(二重連でお召し列車を引いているのが分かる→重連でしたね。コメントを頂いたので直しました)(御料車の車体)
(大きな窓のある車両が御料車で、窓の下に御座所の位置を示す菊の紋章が入っている)
しかし、大きな被害をもたらしたおととしの豪雨災害で、米ノ津川を抜本的に改修する激特事業が決定。
(氾濫する米ノ津川)保存場所の運動公園が川の拡幅にかかることから、今回、蒸気機関車も移転することになりました。
(川岸にある保存場所の運動公園。ちいさくSLの車両が見えている)
深夜に行われた大移動。
(玉掛けの様子)
(トレーラーに乗せるための準備作業)全長9メートル、重さ35トンに達する機関車を大型トレーラーに乗せ、出水駅まで2.5キロの距離を運びます。
(トレーラーに乗った車体)車が少ないこともあり、機関車は国道328号線や出水市街地を順調に運ばれ、25分で出水駅に到着。
(移送中の車体)
(国道328号線を移送中)
(出水駅に到着したC56)
大型クレーンで、出水駅西口に設置する作業が行われました。
(吊り上げた車体を線路に下ろす)
(撮影に来た鐵な人)
大移動が無事終了した午前3時すぎ。
(線路上に置かれたC56)関係者はほっとした表情を見せました。
(運搬責任者のいい笑顔)出水市は、貴重な文化財として多くの人に見てもらいたいと呼びかけています。
[25日19時46分更新]
というわけで、ツルを見に行ったついでに、出水駅西口のC56も見てあげてください。
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コメント
業界的には「二連」じゃなくて「重連」です。
投稿: Ikegami | 2008-01-26 22:58