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2008-02-16

中国毒餃子事件(その23)日テレ取材班、「生協連の献上餃子」を分析した中国検査検疫科学研究院・儲暁剛氏を直撃→日本の厚労省の残留農薬分析マニュアルの中国訳本と同じ方法で分析と主張

日テレが、どういうコネがあるのか、いくら積んだのか謎だが、
 生協連の「献上餃子」
を分析した責任者の
 中国検査検疫科学研究院・儲暁剛氏
の直撃取材に成功している。
NNNニュースより。画像はクリックすると拡大します。キャプションは青字で、突っ込みは緑字で表示。
なお、化学分析をやったことがないので、使用機器は何が何だかよくわからない。その点はご容赦下さい。


いかなる毒物も検出されず~中国検査担当者
<2/16 1:50>

Zs1
中国検査検疫科学研究院内部に潜入

Zs2
分析室内部 映っているのはガスクロの装置か?

Zs3
試料を抽出しているところ?

Zs4
SUPELCO(スペルコ)のロゴが見える。アメリカの分析機器メーカの製品を使っているのを見せたいらしい

 中国製冷凍ギョーザによる薬物中毒事件で、中国側の検査担当者はNNNの取材に対し、中国側で毒物は検出されていないとあらためて強調した。
 取材に応じた中国検査検疫科学研究院・儲暁剛氏は、Zs5
中国検査検疫化学研究院
儲暁剛氏

「検査の機器や方法は日本と同じだ」とした上で、「今の時点では(殺虫剤成分の)メタミドホスもジクロルボスも検出されていません」Zs6
「中国側の検査でいかなる毒物も
検出されていない」

と述べ、中国側の検査でこれまでいかなる毒物も検出されていないことを強調した。
Zs7
儲氏が『食品中農用化学品残留検測方法』という中国書を見せている
実は、この本
 日本の厚労省のマニュアルを中国語訳したもの
だ。
『食品中農用化学品残留検測方法』
出版予告時の表紙がこれだ。
Ny
同じ書物であることが一目瞭然。
どうやら儲氏は
 日本の厚労省のマニュアルに沿って、メタミドホスの検出を行った
と主張したいらしい。それが
 「検査の機器や方法は日本と同じだ」
という発言になっていると思われる。


 しかし、「日本のメタミドホスは研究用で純度が高いため、Zs8
日本のメタミドホス。このような試薬の形でしか入手できない

不純物が検出されれば、中国由来のものと断定できるのではないか」Zs9
日本と中国のメタミドホスの
違いを指摘すると…

Zs11
これが「生協連の献上餃子」だ。密閉袋に入れられて、整理番号らしい"F08-18-20 3+"などの文字が見える。

Zs10
儲氏が「献上餃子の袋」を取り出そうとしている。恐らくこれが
 メタミドホス中毒を起こしたのと同一日に製造された餃子のサンプル
だと思われる。
生協連は、自分たちのやったことの罪深さを自覚してないだろうな

Zs12
儲氏が
 「献上餃子の袋」だけ
を見せているところ。これが「袋の内側も外側も検査した」後の状態だと思われる。つまり、これも
 メタミドホス中毒を起こした餃子と同一日に製造された「生協連の献上餃子」の袋
だ。


と問うと、「それははっきりとは言えない。メタミドホスの検出方法は同じです。ほかの方法があるか、私はやったことがありません…」
Zs13
それははっきりとは言えない
メタミドホスの検出方法は同じです

Zs14
他の方法があるか
私はやったことがありません

と、その答えは歯切れの悪いものになった。

 中国政府は「毒物が中国側で人為的に混入された可能性は低い」
Zs15
中国政府
毒物が中国側で人為的に混入された
可能性は低い

「生協連の献上餃子」が冷蔵庫に保存されている様子
Zs16
カメラが寄ると「手作り餃子」のロゴがはっきりと見える
としているが、儲氏は「残留農薬としては不可能である。引き続き調査すべきです。
Zs17
残留農薬としては不可能である
引き続き調査すべきです

食品安全の問題か、個別の案件か、検査したデータで話すべきです」
Zs18
食品安全の問題か個別の案件か
検査したデータで話すべきです

と述べ、最終的な結論ではない可能性を示した。

いや〜、まさか中国が、
 日本の厚労省の残留農薬分析マニュアルの中国訳本を使っている
とは思いませんでしたね。つまり
 同じ方法でやっている
と押し切りたいってことですか。

不純物の件を突っ込まれると、口ごもる辺りは
 科学者としての良心が残っている
と見るべきか否か。見た感じ
 いかにも中国のエリート
といった風貌の儲暁剛氏だが、ちょっと正直すぎた面もあったかな?

それにしても
 生協連の献上餃子が大活躍
で、生協連としては
 これで中国への忠誠を果たした
と、胸を張ってますか?
 日本の組合員を手ひどく裏切る
ことになったのに
 良心の呵責はない
んだろうな、生協連。

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