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2008-02-05

首都圏救急医療崩壊 搬送先に収容されるまでの平均時間が43分以上と全国ワースト1の東京で30分で収容された95歳で心臓に持病のある女性死亡と毎日新聞酒井祥宏記者 (その6)酒井祥宏記者、遺族感情を垂れ流す記事を掲載「国に殺された」毎日新聞は首都圏の医療破壊工作を続けるつもり

先ほどTBを頂いたmosriteowner先生の「エレキも医療も整備しなくちゃ」の記事「毎日新聞はなにをしたいのか。」経由。

実は、今日毎日新聞首都圏版が載せた記事のご遺族の発言は
 テレビで何回か流された発言と同趣旨
である。テレビはその後、報道するのを止めた。あまりにも
 報道することによって、失うモノが大きいから
だと気がついたのだろうと思っているのだが、
 第一報の毎日新聞酒井祥宏記者は、更に蒸し返す記事を書いている
のである。これが
 首都圏の救急医療破壊行為
でなかったら何だ?毎日新聞。そんなに
 毎日新聞関係者の搬送受け入れを断られたい
のか。

清瀬の女性死亡:11病院受け入れず 長男が心境吐露「国に殺されたような」 /東京

 「母は国に殺されたようなもの。早く救急医療体制を整えるべきだ」。清瀬市の無職、岩下茂子さん(95)が1月、救急搬送中に11病院から「処置困難」「満床」などの理由で受け入れられず、結果的に死亡した。長男の洋三さん(50)は一刻も早い救急医療体制の立て直しを訴える。【酒井祥宏】

 ◇救急医療の整備訴える

 茂子さんは8日午後9時半ごろ、「胸が痛い」と訴え、洋三さんが119番通報。救急車は3分後に到着し東京消防庁本部と協力して約30分間搬送先を探した。茂子さんは心臓に持病があり、救急隊は循環器科のある病院を中心に近隣、23区内、埼玉県内の11病院に受け入れを要請。しかし、どの病院も受け入れられず、茂子さんは12番目の清瀬市内の病院で午後11時55分ごろ、徐脈性不整脈で死亡した。

 茂子さんは約8年前、田無市(現西東京市)の特別養護老人ホームに入居。04年7月から、洋三さんが田無市内の自宅で在宅介護を始めた。茂子さんは下半身が不自由なため、05年9月にバリアフリーの清瀬市内の都営アパートに引っ越した。茂子さんは軽度の認知症だったが、訪れた介護ヘルパーには「ありがとう」と何度も感謝する穏やかな性格だったという。

 洋三さんは1月中旬、病院に受け入れられなかった理由を聞いた。病院側は当時の状況を説明し「予算などの関係で救急体制を拡充したくてもできない」と実情を明かした。

 洋三さんは「政治家も国民も危機意識がない。これだけ医療機関のある東京でも問題が起きた」と話し、「救急医療現場はマンパワーが足りない。もっと予算をつぎ込むべきだ」と語気を強めた。

〔都内版〕

毎日新聞 2008年2月5日

いや〜、
 マスコミは「公正中立な立場」で報道
するんじゃなくて、家族を失って悲しみに暮れる、
 遺族感情を垂れ流すための拡声器
らしいな、毎日新聞。だいたい、身内が亡くなってしばらくは、正常な判断は難しい。
それをわざわざ取り上げて、
 疲弊しきった首都圏の救急医療の現場をこれ以上破壊したい
理由は何だ、酒井祥宏記者。この記事がもたらすモノは
 救急現場の医療スタッフに精神的打撃を与えて、さらにスタッフが現場を去る効果
だけだ。
 95歳で徐脈性不整脈なら予後が大変悪い
のは自明のことではないのか。それとも
 そうした医学的な事実は無視して「母が亡くなったから悲しい」という遺族感情だけをクローズアップする
のが、
 毎日新聞のジャーナリズム
なのか。一体、いままで
 誰に取材をしたのか
お尋ねしたいですね、酒井祥宏記者。たぶん
 95歳でも病死などしない
と確信しているのだろう。なんと恐ろしい考え方だろう。
 人間は決して病気で死なない
とすれば
 人間の身体は「機械の身体」で、部品を取り替えれば永遠に生き続ける
ということではないか。『銀河鉄道999』は現実ですか、酒井祥宏記者。すごい常識をお持ちですね。

いま、首都圏に
 これ以上の「整備」
を望むのは
 乾いた雑巾から水を絞り出す
よりも難しい。
折しも、「暇人28号」先生から、別な記事に次のようなコメントを頂いている。
再掲する。


(0;”」の「ここだけの話」様のブログより情報を得ました。

http://seiji.yahoo.co.jp/giin/minshu/000113/activity/20080201.html
現在、3月末に産科医を初めとした大量の医師たちの退職希望が出されている事が問題になっています。なんとか引き留まって貰うためには、医療現場がこれから改善の方向に行っているという事を、示さなければ、この国の医療は大変な事になってしまいます。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
ですって。どうなることやら。4月1日に蓋を開けてみるまで分かりません。

2月のこの時期に
 現場の士気を喪失させる記事を掲載する行為
は、
 3月末で救急や産科などしんどい現場から立ち去るのを思いとどまっていた医師たちの背中を押して、大量退職をもたらす害悪
に他ならない。
そんなことも判断できずに
 自分が抜いた記事だから、遺族感情を垂れ流しても大丈夫
と書き飛ばすなら、
 未来永劫、毎日新聞関係者は「マスコミたらい回し」されても構わない
ってことなんだろう。医師を始めとして、医療スタッフは慈悲深い人たちだから、そう露骨に「マスコミたらい回し」はしないだろうけれども、場合によってはあってもおかしくはないだろう。それほど
 現場は極端な人手不足、医師を始めとする医療スタッフは超過勤務続きで過労死寸前
だ。そういう命に与る大切な人たちを傷つける記事を書き、掲載し続ける毎日新聞は
 日本の医療破壊の先頭に立つ輝かしいマスメディア
として、横浜の産科崩壊をもたらした共同通信と並んで記憶されるべきだろう。

毎日新聞奈良支局が
 大淀病院産婦死亡事例報道
で、
 大淀病院の産科を休止させて、今に至るまで奈良県南部の産科を絶滅させた事実
に懲りないと見えますね。それとも
 五條病院が産科を再開する
から、
 首都圏の救急医療はいくら叩いてもいい、とデスクが煽っている
のか、毎日新聞。

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コメント

毎日の医療叩きは有名な話ですよ。何も首都圏だけをつぶそうとは考えてません。
あいつらは日本全部を沈める気でいますよ。
デスクが叩かなくても自分から嬉々として叩きに行く様な記者も多いですし。

投稿: algae42 | 2008-02-05 21:34

いつもの毎日の姿勢には強い憤りを感じますが、
今回に限っては比較的マトモな記事ではないですか?
「政治家も国民も危機意識がない」「もっと予算を」という訴えは、
本質を突いているように思います。

まぁ、毎日がマトモになったのではなく、
遺族がマトモな方だった、というだけでしょうが。

投稿: ささ | 2008-02-06 09:32

心臓に持病があり、胸痛が出現後、発症後2時間少々で徐脈不整脈でお亡くなりになられており、詳細はわかりませんが、一番ありえるストーリーは、「右冠動脈領域の心筋梗塞による急死」だと思います。
お亡くなりになられたのは大変お気の毒ですが、95歳の長寿の方が、寝たきりにもならずポックリと逝かれたのは、むしろ幸せなのではないでしょうか?
少なくとも、私の外来に通われている80歳以上の患者さん達は皆さん、この方のような最期を希望されています。
無理やり新聞ネタにしようとしているような記事の組み立てには、嫌悪感を感じます。

投稿: 岡山の内科医 | 2008-02-06 09:52

おばあちゃん特老に入っていたんですか
入れっぱなしにしておけば、(助かる助からないは別として)「自宅で病院待ち30分」にはならなかったような気がするんですが
何で出しちゃったんだろう

投稿: 泥曰 | 2008-02-07 12:38

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