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2008-02-14

用水路に転落した86歳を犬が発見、通りかかった車は医師が運転

これは新年早々幸運だった。
毎日より。


救助:散歩中の犬が用水路転落の86歳発見 和歌山・岩出

 和歌山県岩出市で先月5日夜、飼い主と散歩中の犬が用水路に転落した86歳の男性を見つけた。周りを田畑に囲まれ、街灯も人通りも少ない場所。真冬の夜だけに、命も危ぶまれる状況だった。県警岩出署は13日、「発見が遅れれば凍死したかもしれず、素早い対応が救助に結びついた」として飼い主の同県紀の川市西井阪、無職、和田浩一さん(68)に感謝状を贈った。 

 愛犬は雌のラブラドルレトリバー「ドール」(3歳)。日課の散歩に連れ出し、1時間半ほど歩いた1月5日午後7時ごろ、突然ほえて和田さんを引っ張った。ドールが足を止めたのは岩出市西国分の用水路(深さ、幅各約1メートル)。懐中電灯で照らすと、紀の川市の男性(86)があおむけに倒れていた

 抱えて引き上げ、男性が話せるのを確認した。助けてくれる人を探すと、偶然、医師が運転する車が通りかかった。男性は自転車で走行中、誤って転落したらしい。頭などに軽傷を負っていたが、病院で手当てを受け、命に別条はなかった。

 「暗かったから車では気づかない。鼻が利くドールだから見つけられた」と和田さん。水深も約10センチと浅く、「田植えの時期なら満杯で流されたかも。不幸中の幸いだった」と振り返る。

 ドールが人命救助に一役買ったのは2度目だ。昨秋の散歩中、自宅近くの橋の下に止まった乗用車にほえかけた。乗っていた中年男性の様子が不審で、和田さんが通報。警察で事情を聴くと、自殺しようとしていた。

 和田さんは「ラブラドルは盲導犬になる賢い犬。暗いニュースが多い中、人助けに貢献できて良かった」と笑顔を見せた。【安藤龍朗】

86歳の男性は、偶然が重なって助かった。
犬が見つけなければ、たぶん凍死していただろうし、たまたま通りかかった車に乗っていたのが医師だったのも、強運。お医者さんなら、間違いなく病院に連れて行ってくれるだろう。
見つけた男性は68歳の高齢者。運動がてらの犬の散歩だったんだろうけど、1月の夜7時とは、結構遅い時間だ。いつもその時間だったのか、正月だったからたまたま遅くなったのか。この男性1人だけでは、こんなに上手い具合には助けられなかったかも知れない。水に落ちてたのだから、早く暖かいところに運ばなければ、どんどん冷えてしまう。
発見と迅速な搬送が功を奏し、命に別状がない軽いケガで済んで良かった。

ドールは、いい犬だな。二度目の「人命救助」なのか。そうした活動に適性のある犬なのだろう。
仕事をする犬もえらいけど、飼い犬がこうして人の役に立つのもすばらしい。

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