ACUVUE OASYS乱視用@Johnson & Johnson(その2)強い乱視度数のレンズは販売予定なし
ジョンソン&ジョンソンが新開発した、目が乾燥せず、酸素透過率が高く、見え方もよい
ACUVUE OASYS乱視用
のトライアルレンズを入れて10日目。2週間用レンズなので、検診に大阪駅前第一ビルの稲葉眼科に行ってきた。
わたしの感想は
1. 装用感は、これまでのレンズで一番いい
2. 乱視度数が足りないのが不満
というもの。だって、乱視度数が、現段階で一番強くて
-1.25
だ。前に常用していた
ボシュロム メダリスト 66トーリック
でも、装用していたのは、一番強い度数の
-2.75
で、それでも足りないというのに。どうもジョンソン&ジョンソンは
度数の強い、出荷数の少ないレンズを作らない傾向
があるらしい。サイトを見ても
ユーザには、あまり情報を提供しない姿勢
を感じる。
ボシュロムが
製品のスペック
というページを設けて、
ユーザにも基本的な情報を開示
しているのとは随分懸隔がある。なんていうか、ジョンソン&ジョンソンは
ユーザは、余計なことは知らなくていいという「衆愚主義」
じゃないのかな。作っているレンズはいいレンズなんだが。
コンタクトレンズは医療機器
なのだから、
最低限の情報は開示するメーカ
の方が、信頼感は増す。ワンデイアキュビュー乱視用のスペックがわからなくて、結局
コンタクトレンズ屋のサイトで販売されている度数を見て類推
したのだから、おかしな話だ。
で、-1.25だとちょっと辛いので、稲葉先生に
昔、乱視用のレンズなんてない頃に、近視度数を上げて凌いだんですけど、その手は使えますか?
と相談した。で、
両眼とも近視度数を-0.5ずつ上げる
という手を打って、
あともう少ししたら出るという「もうちょっと乱視度数の高いレンズ」の発売
を待つことにした。でも、近視度数を-0.5上げたら、
ACUVUE OASYS乱視用の近視度数の上限
だってのも、情けないというか、筋金入りの弱視だからしょうがないんだけどな。
それと、乱視軸度も、まだ出そろってないそうだ。わたしは180°で、180°用のレンズを載せているのだが、実際には
ちょっと傾いて載っている
ので、
160°のレンズが出ると、軸が合うね
というお話だった。というわけで
10°単位で乱視軸度の違うレンズの発売
をも待っているのである。乱視軸が20°ずれてると、さすがにちょっと見え方が変。まだ何とか我慢は出来るけど。
弱視で、社会で働いている人は結構いる。
屈折異常で、わたしのように乱視入りソフトコンタクトである程度の矯正ができる人ならば、
ジョンソン&ジョンソンのACUVUE OASYS 乱視用
は
現段階でベストに近い選択
だと思う。
ジョンソン&ジョンソンにお願いがある。
せっかくこれほどすばらしいレンズを開発したのだから
売れ筋の一般的な度数のロット
だけでなく
見える手段を心から欲している視覚障碍者のため
にも、
もうちょっと目が見えるようになり、もうちょっと見える時間を長くできるレンズ
を、すなわち
あんまり売れない特殊な度数のロット
も是非出して欲しい。
このレンズのおかげで、助かる人はたくさんいると思うからだ。
そして、その結果、低視力に悩む人たちが、もっと能力を発揮し、仕事が出来るようになれば、すばらしいことではないだろうか。
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