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2008-02-12

橋下徹大阪府知事、NHK大阪(BK)と揉める(その2)橋下知事が同日19:30から30分間「録画出演」していたのはやしきたかじんの番組→「あるある」不祥事で民放連脱退、北京五輪を前にやっと「復帰願」を出したばかりの関テレはNHKに喧嘩を売って五輪中継を流せる自信があるのか

BKと橋下知事のもめ事の件で、NHKの中の人とちょっと話をした。NHKの中の人に言わせると
 藤井アナには1時間討論なんか仕切れる実力がない
とのことで、
 BKの人選ミス
だと思っているそうだ。そもそも
 討論番組には「同級生」「同期生」を司会に使わないのが原則
で、これは
 討論の「透明性」を保つための必要な手続き
である。いきなり仲間内の符牒で話されても困るし、
 ただのなれ合い
ならば、公共の電波で放送する意味がない。その意味からも
 北野高校同期の藤井アナを司会に持ってきた時点でダメ
というのが、プロのご意見だった。
まあ、BKも何を考えているんだか。

それにしても、
 19:30からNHKで生討論「大阪の、これから」を放映
していた裏番組では
 録画で、橋下知事と平松大阪市長が出ていた
のだ。で、この番組は
 ムハハnoたかじん
という関テレの30分番組で、
 橋下徹に知事選出馬を決意させた、やしきたかじんの番組
なのである。
関テレより。


2008年2月8日放送 #138

ゲスト
◆平松邦夫
1948年11月15日、兵庫県尼崎市生まれ
大阪市長

1971年毎日放送にアナウンサーとして入社。夕方帯のニュース番組「MBSナウ」のキャスターを18年務めるなど、「大阪の顔」としてお茶の間の人気者として、長年メディアで活躍した。07年11月、現職の関淳一氏を破り、戦後初の民間人出身の市長として大阪市長に初当選。

◆橋下徹
1969年6月29日、東京都生まれ
大阪府知事

大阪府立北野高校時代、高校ラグビーで花園に出場、ベスト16となる。1994年早稲田大学政治経済学部卒業後、司法試験に合格し、弁護士活動を開始、98年橋下綜合法律事務所を開設する。「茶髪の弁護士」としての個性的なファッションや奔放な言動などでテレビを中心にメディアで大活躍、お茶の間の人気者となる。08年、大阪府知事選挙に出馬、当選を果たす。

番組内容
 今週の「ムハハnoたかじん」は、大きな話題となった、先週の橋下徹新大阪府知事生出演に続き、平松邦夫大阪市長も加わっての「大阪をどう再生していくか」論議を放送します。
橋下知事は当番組「ムハハnoたかじん」のレギュラー出演者。平松市長も、たかじんさんのラジオ番組でニュースを読んでいたということで、お二人とも“やしきたかじんさんとは深い仲”。
そんなお二人に、番組では「本当に府と市は仲が悪いのか…?」などなど多彩な質問を用意、本音を伺っていきます。その結果や今後の大阪について、市長、知事に対しても、ズバリとモノの言える当番組のキャスターが鋭く突っ込んでいきます。

 「大阪を良くしたい。元気にしたい」という思いは一緒の市長と知事。どうやらいままでの両者の関係とは全然違った関係性が当番組から生まれる予感…大です。一般視聴者の方だけでなく、府も市も議員も報道関係者も注目の大一番。是非ご期待ください。

 ところで…平松市長からおみやげを頂きまして…
大阪市では、高度浄水処理水を加熱殺菌した上で、ペットボトル(500ml )に詰めた“ほんまや”というお水を販売しているそうです。ラベルもピンクのかわいいボトルです。大阪市水道局各営業所・サービスステーション、水道記念館などのほか、一部の大阪市営地下鉄駅売店等で買えるそうです。詳しくは、“ほんまや”ホームページで。

というわけで
 関テレとBKとが、同一時間帯に、出演者だけでなく、番組内容もかぶっている番組を放映した
のであった。
タレント・橋下徹としては、やしきたかじんは、タレントの先輩で、知事選に出るに至った道をつくってくれた恩人であるから、呼ばれたら義理を欠くわけにはいかない。民放の番組では視聴率が命だから、
 同一時間帯に他局の番組に出るのは御法度
である。すると、公務があろうとなかろうと
 「ムハハnoたかじん」放送終了後にしかBKの生討論番組には出られない
と考えていただろう。
一方、かぶっても出ていた平松大阪市長は、
 MBSにいた人
である。関テレの事情もBKの要請も、どちらも理解できるが、ちゃんと
 公人として公共放送の討論番組出演を優先
した。この辺りは
 所詮「つかってもらってナンボ」のタレントと番組を作る局側の人間の意識の違い
かも知れない。

で、
 何故BKが関テレの顔を立てた橋下知事に激怒したか
といえば、
 「あるある」不祥事で関テレが「民放連を脱退」した問題
があるからだろう。
昨年の「あるある捏造問題」で
 関テレは民放連を脱退
している。民放連を脱退して、何が困るかと言えば
 脱退したままだと、関テレは今年の北京五輪中継ができなくなる
のである。このことは、昨年脱退する前後から、関西ではずっと言われていた話で
 どうせ、ほとぼりが冷めた1年後くらいの、五輪中継の打ち合わせに支障が出ない時期に「民放連に復帰」するだろう
と予測されていた。
実際、
 関テレは先月30日に「民放連復帰願」を提出
している。
2/7付産経より。


「あるある」の関テレ、民放連に復帰願
2008.2.7 19:53

 情報番組「発掘!あるある大事典II」の捏造(ねつぞう)問題で昨年4月に民放連を除名になった関西テレビ(大阪市)が、民放連に復帰願を提出していたことが7日、分かった。
 同社によると、提出したのは1月30日で、復帰願は片岡正志社長と出馬迪男会長の連名と、社員一同の2つ。問題発覚後の取り組みをまとめた文書も提出したという。
 これを受けて近畿民放社長会は7日、大阪市内で開いた定例会で復帰問題を協議。関西テレビから説明を受けた各社は、取り組みをおおむね評価したが、持ち帰って対応を検討することになった。2月中にも臨時の社長会を開催して意見をとりまとめ、民放連に伝える方針
 関西テレビ企業広報部は「問題発覚から1年。取り組みも進めてきたので、復帰願を出しても良い時期と判断した」としている。

で、
 今は民放連を脱退したままの関テレ
が、
 民放連復帰後、五輪中継で、絶対に世話になるはずのNHKにたてついた
のが、今回の
 橋下知事30分遅刻問題のもう一つの側面
である。
BK側は、民放連を脱退したままの関テレは
 五輪中継の仲間
とは考えてないわけで、
 まだ復帰もしてないのに、えらそうにしやがって、なんだ
という気分はBKおよび
 NHKのスポーツ関係部署
にはあるだろうと思う。そもそも関テレは局員の人数からしてNHKよりは遙かに少ない。どのみち、民放各社は
 NHKにも助けて貰わなければ、五輪中継は成り立たない
のだが、
 五輪のために「民放連復帰」を画策している関テレが、世話になるはずのNHKの企画に泥を塗った
わけで、わたしなどは
 おお、関テレ、いい度胸だな
と、感心してしまうのだ。ま、関テレが単独で中継担当することはないだろうけど、BKとNHKのスポーツ担当部署は、相当むかついていると思うよ。

その辺りの
 大人の事情
については
 タレント橋下徹
では頭が回らなかったわけだが、NHKが直球勝負で
 生討論を同一時間帯から始める構成を変えなかった
のは、相当な悪意を感じるな。もし、本当に
 30分遅れるのは仕方がない
と、BK側が認めたのであれば、
 19:30から30分はこれまでの映像資料を編集して流す
という構成だってできたわけだ。それをしないで
 頭から生討論という構成を変えなかった
のには、
 関テレに対するNHKの見方
が端的に出ていると思う。ま、関テレは
 民放連から脱退してても関係ないもんね
と思ってるのかも知れないけど、
 NHKは特殊法人で「肩書き」にはうるさい
からな。そこら辺のツメの甘さが、今後の五輪中継の際に反映されるかどうか楽しみではある。

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