爆竹で火事 毎年の春節風景
春節の爆竹で火事。
もう、
浙江潮で死者
と同じくらい、毎度のニュース。
今年は、死者1人だそうだが。
時事より。
2008/02/07-18:20 春節迎え爆竹鳴り響く=北京で死者1人、76人負傷−中国中国では春節(旧正月)を迎えた7日、爆竹や花火が街中に鳴り響いた。同日の中国紙・新京報(電子版)によると、北京市では大みそか深夜から7日未明にかけ、爆竹などが原因で90件の火災が発生、1人が死亡し、76人が負傷した。
北京市中心部では2006年、13年ぶりに爆竹・花火が解禁。今年は解禁3年目で、火災や負傷者も昨年に比べて減少した。
一方、中国中南部では1月以降、歴史的な雪害に見舞われ、春節に故郷に帰れない出稼ぎ労働者らは数千万人に上った。胡錦濤国家主席や温家宝首相は春節直前、それぞれ広西チワン族自治区や貴州省などを訪れ、被災者を励ました。
前半部分の元記事。(中文簡体字)
一男子放花炮被炸身亡
www.thebeijingnews.com · 2008-2-7 8:33:59 · 来源: 新京報烟花弁通報除夕両起突発烟花爆竹燃放事故;全天76人受傷
本報訊 除夕夜,北京連発両起烟花爆竹燃放事故:一花炮銷售大棚被引燃,幸無人傷亡;一男子酒後燃放礼花弾,被炸身亡。
据統計,自昨日零時至今日1時,北京全市因燃放烟花爆竹引発火情90起,同比減少21%,受傷76人,同比減少42%;死亡1人,与去年同期持平。
据市烟花弁通報,昨日白天整体情況平穏,晩8時後,発生両起突発情況:晩9時許,海淀万柳地区某楼前,一烟花爆竹銷售大棚被傍側正在燃放的花炮引燃,致使棚内花炮起火燃焼,火情被及時捕滅,無人員傷亡;半小時後,平谷居民張某酒後在自家院中用自製鋼筒燃放偽劣礼花弾,燃放至第四箇時,誤将已引燃的礼花弾倒出,炸成重傷後救治無效死亡。
当晩10時,副市長陸昊、趙鳳桐等領導坐鎮烟花爆竹燃放総指揮部,緊急召開電話会。昨晩23時,北京市長郭金龍通過視頻会議系統,聴取正在指揮部坐鎮指揮的副市長陸昊、趙鳳桐情況彙報。郭金龍表示,各級政府部門工作不能鬆懈,要引以為戒,各区県、各単位領導須到一線,確保市民依法安全燃放。
■現場
封閉道路燃爆竹迎鼠年
昨晩23時30分,東四八条胡同口両端就竪起了“道路封閉,車両卬繞行”的牌子,幾名警察和戴着紅袖箍的人員守在胡同口維持秩序,勧導居民。従23時45分到零時30分,這里禁止車両通行。
23時45分,爆竹声起,礼花争先恐後地躍入夜空,展現風采。零時,烟花燃放達到了高潮,赤橙黄緑青藍紫,撕破了黒夜。不遠処,両名武警緩慢地走着,警[心易]地張望着,一人手里提着微型滅火器。這里是老城区,易燃物品較多,他們要確保毎処角落的安全。
同様的景象出現在東四十三条。在両箇胡同口,没有表現二[足易]脚、礼花弾。
[口力]据悉,今年宣武分局特地為民警和維護治安人員配発烟花爆竹防護鏡。這種類似于風鏡的眼鏡,分黄色和紅色,有機玻璃製成。警方表示,此挙可以防止烟花爆竹刺眼損害眼睛。
据悉,除夕当天,全市共出動安保力量約41万人,出動車両5700余両。
え〜、「統計によると」とあるけど、比較の対象がどうやら昨年らしいんだが
爆竹による出火 90件 21%減少
爆竹による負傷者 76名 42%減少
爆竹による死者 1名 去年と同じ
って、
今年はより安全でいいでしょ
ってことか、新京報。すごいな〜。
しかし
鋼管に詰めた手製の花火の筒が倒れて爆死
って、いつもながらの光景で、もう驚かないぞ。酔っぱらって、自分の家の庭で火を付けて倒しちゃったって、まあ、これもよく聞く話。
一番困るのは
大量の爆竹を春節の帰省列車に持ち込んで、暴発、爆死
という、他の人に迷惑のかかる「爆竹による爆死」で、一時期北京駅の前に
爆竹を列車に持ち込んで爆死した人の検屍写真(数枚)つきポスター
が、でかでかと貼ってあった。
こんな悲惨な目に遭うから、火薬類を持ち込んで列車に乗るなよ
という、当局の暖かい思し召しである。いやはや。
あれだけからっからに乾燥している北京で、爆竹をバンバン破裂させれば、簡単に火がついちゃうわけで、懲りないというか、
ケガも死人も、まあしょうがないやね
というこの風潮が、中国らしいといえば中国らしい話。
北京の冬の乾燥の凄さは、友人が北京大学に留学していた頃、
木製のコーヒーミルが割れた
という一事をもっても、推し量ることが出来るだろう。ジーンズを部屋に干しておいても、一晩で乾く。
おまけ。
爆竹のカスは、北京の主要な道路を掃除しただけでも
54.32トン
あったらしい。
リンクだけ貼っておく。(中文簡体字)
清理爆竹皮一夜掃54屯
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コメント
いつも興味深い記事をありがとうございます。
北京の乾燥は、私も懐かしく思う事があります。
当時通っていた鍼灸学校の研修で北京の東直門病院に行ったとき、ホテルで睡眠中に呼吸困難に陥った事がありました。
鼻炎が原因による鼻汁がホテル内の乾燥した空気で固まり、気道をふさいでしまったのです。
慌てて飛び起き、しばし鼻掃除にいそしんでおりましたが、これまで見た事のない巨大な鼻○○が出てきてビックリした覚えがあります。
同行した同級生も、喉や鼻をいためる物が続出し、「中国スゲー」と話のねたになった次第です。
投稿: mimomimo | 2008-02-08 22:19