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2008-02-15

医師は睡眠を削って働く

ちょっとした用事があって、某医学部准教授の同級生にメールを2時前に出したら、速攻で返事が来て、こっちが驚いた。曰く
 睡眠時間を削って仕事をしているけど、効率が悪い
とのこと。明日の朝も早いんだろう。睡眠時間は6時間取れてなさそうだね。
 身体が丈夫なので助かっている
というのだが、倒れないでくれよ。あなたが倒れたら、ご家族はもちろん、専門外来で診ているたくさんの患者さんが困ってしまう。最近、道内の病院であなたの専門の診療科が閉じられるという話で、大騒ぎになっていたじゃないか。あなたの専門は、治らないけど治療を続けないといけない種類の病気だったね。治療する方もされる方も、長丁場で、劇的な効果があまりなくて、経過観察が続く。良くならない病気の治療は、メンタルな部分で、治療する方も負担が大きいのじゃないのかな。山中信弥京大教授は、そうした病気を治したくて、整形外科から基礎医学に転身したけど、あなたは、臨床でがんばっているもんな。
地域医療の最前線を守る大学勤務というのも、いろいろ大変だろう。
折しも年度末。大学教員は書類を揃えたり、入試の手配をしたりといった事務仕事も増える。
4月からは、何人医局にやってきて、何人を地域の病院に派遣するのか知らないけど、大学病院も大変そうだね。札幌の家から一番近い大きな病院なんだけど、国がしょっちゅう政策を変えるから、振り回されていることだろう。大学教員になると、ただ研究すればいいだけじゃなく、臨床も医局員の管理もしなくちゃいけないだろうからな。
昔から優秀だったけど、優秀だからこそ多忙で、医師だから、まず患者さんを診るのが仕事で、自分のことは最後になってしまうのだよね。

うんと長生きして欲しいよ。

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コメント

タイムリーな記事ですね(^^;
私も昨日は朝から予定手術2件に、さっき緊急手術が終わってようやく医局でネットにかじりついたところです。
当然晩御飯は食べてませんw3件目の手術の後半は不整脈が時々出てました。
医者の仕事は、文字通り命がけです。

投稿: doctor-d | 2008-02-15 03:14

>治らないけど治療を続けないといけない種類の病気

療養病床(だっけ?)とかの経費節減策を真っ先に連想した俺って。orz

投稿: BUNTEN | 2008-02-15 07:34

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