ラサ燃える(その10)Yahoo!中国で「チベット 人権」を検索してみた@ニコニコ動画
中国語が出来る人には有名な話ではあるのだが、
ある種の言葉を中国の検索サイトで検索するとアクセスブロックが掛かる
という事実がある。
詳しくはこちらを。
http://ja.wikipedia.org/wiki/金盾
今回のチベット弾圧がきっかけとなって、実際にやってみた人が動画をアップしてくれている。
こちらは中国国内でググってみた人の話。
【チベット】YouTubeへのラサの騒乱動画“流出”、アクセス制限を突破する専用ソフト…中国の「ネット検閲システム」のほころびスレッドより。
90 :名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 01:24:56 ID:5XDoMmIN0今日中国の広東から帰ってきた。
ホテルからいろいろスネークしてきたよ。2chのスレは普通に全部見れる。
書き込みはできなかった。Googleでは”チベット"、"Tibet"ともに検索可能
”チベット"のリンク先は閲覧可能。
"Tibet"のリンク先は閲覧不可能、切断される。Youtubeのトップページは表示できるが"Tibet"で検索すると
突然切断、以降Youtubeのトップページも評されなくなった。以上がグレートファイアーウォールの実態だ。
今回、YouTubeにチベット弾圧動画が流れたので、中国政府は危機感を深めているとか。
ダイヤモンド・オンラインの「柏木理佳のとてつもない中国」より。
2008年03月25日 柏木理佳(中国経済ジャーナリスト)胡錦濤体制が続く限り、もはやチベット問題は抑えきれない
(略)さらに今後はチベットだけでなく、中国全土で貧富の格差、インフレ対策などにおいて不満が爆発し、小規模なデモがあちこちで見られることになることが予測される。これまでは弾圧を怖がっていた中国人たちが、チベット人の信念をみならうことにでもなったら、デモの勢いはさらに拡大し、全土に飛び火する。
中国政府が何より阻止したいのは、チベット独立問題が国際化することである。それなのに、今回、中国政府にとって誤算だったのは、情報を統制できているはずの中国で、政府の規制をかいかぐってユーチューブにチベット自治区ラサでの騒乱を伝える動画が流れたことだ。また携帯電話によるショートメッセージで情報が交換されたり、海外サイトへのアクセス制限を解除する専用ソフトまで、国内に出回っている。中国国民は、政府のメディア規制を知り、外国メディアへの信頼が高まっている。さらにこの情報の流出が海外メディアを通して、国際世論を動かすまでにいたっている。
(以下略)
金盾=グレートファイアーウォールに穴はあるからな。
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