東大寺二月堂修二会(しゅにえ=お水取り)十日目@3/10
今日の鹿。(画像はクリックすると拡大します)
ちょうど大仏殿帰りの人達がたくさんいて、鹿もあちこちで鹿せんべいを貰っていた。鹿の背中に夕日が差している。
今日は二月堂西南角に陣取る。
ここは最後にお松明を振る場所なので、念入りに水を掛けていた。
大分暗くなってきました。
二月堂正面の燈籠に火が入った。残念ながら電灯です。
昔は一々燈芯に火をつけていたのだろうから、手間を考えるとちょっと気が遠くなる。
お松明が東南角で振られる。
御覧のように、童子の方が一人で振る。
盛んに落ちる火の粉。
下では火の粉を浴びようと、たくさんの方が待っている。
今日もなぜか西南角にお松明が二本残ることに。
今日は交差させていなかった。
先に来たお松明が打ち振られる。
後のお松明も、その後で振られた。
お松明の後、二月堂正面から、上堂された練行衆が、差懸を高らかに鳴らして、戸帳をくぐり、内陣の観音様の前で礼拝する様子を、シルエットで拝見できた。
今日の閼伽井屋。
周りの木の枝が、新しい物に換えられた。葉がまだ青々としている。
修二会の十二〜十四日目は、局に入るのに特別な許可が必要なので、わたしは入れない。
従って、十二〜十四日の深夜に行われる「だったん」の行法は残念ながら、聴聞することができない。
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