東大寺二月堂修二会(しゅにえ=お水取り)四日目@3/4
予報では雨が降るかも知れない、というのだったが、大過ない。
昨日より遙かに人が多い。
二月堂参道の入り口脇にいた鹿。(画像はクリックすると拡大します)
この辺りにはだいたいいつも一頭はいる。
今日も門内へ。
北西と南西の二個所の角が見られる位置に就く。
14日以外は、お松明は北西から南西の角に進むと、次のお松明が北西の角にやってくる。写真のように、二本同時に見える。北西のお松明はこれから燃えさかるところ。南西のお松明は、最後に一振りして、消える直前の姿。
今日は時々霧雨があったような感じで、お松明の燃え方は今ひとつ。
明日に備えて早めに帰ることに。
今日はお松明が上がってきた階段を下りる。途中、消防士さんが階段の天井に火が残ってないか、点検していた。
階段を下りたところには
今日上がったお松明
が展示されている。
青竹には根付きのものも。根付きのものは、一部は
12日の籠松明
に加工される。そのことについては、朝日新聞奈良版の以下の記事に。
【東大寺二月堂 水取りの記】晴れ舞台めざす竹到着 2008年02月18日
青竹に書いてあるのは、担当する童子の方のお名前だとか。
こんな巨大な青竹の先に、杉葉などを仕込んで作られたお松明を、回したり、振ったりしているのだ。
参籠宿所には、出番を待つ青竹が立てかけられている。
青竹の表面には、墨で黒々と施主の名前と願文が書かれている。
今日は二月堂裏参道を真西に。大仏殿の裏を通って、焼門(中御門跡)に出るルート。
湯屋の横に立つ石標。
この横を下りていく道。
丸く撓めた注連縄は、輪注連という。練行衆や童子の方の門口に掲げられるとか。
この坊の写真右側築地塀をもう少し行くと
結界の注連縄
が張られている。
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