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2008-03-07

東大寺二月堂修二会(しゅにえ=お水取り)六日目@3/6 女人禁制なのに外陣に女性観光客グループが侵入しようとする嘆かわしい事態

今日も晴れて、人が多い。
東大寺の境内にいた鹿。
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完全にシカト。

他の鹿にはお辞儀をされてしまった。

二月堂舞台の欄干を転がるお松明。
2gt17
今日は適度に風があり、火の粉の流れ落ちる様が美しい。

燃え尽きるお松明。
2gt18
青竹の先には、杉葉が挿してあるが、大きく振られて、すべてが火の粉となって燃え尽きる。

今夜も東の局でしばし聴聞。
修二会は女人禁制で、外陣より内側には、女性は入れないのだが、それを知らない老婆軍団(70歳超)が局と外陣の間の戸を開けて、外陣に侵入しようとしていた。こんなことを言っていたのが聞こえた。
「あら、あっち(外陣)の方が見やすいじゃない。あんなに人がいるし」
「ここ出られるんじゃないの」
「え、出られないの?」
もう頼むから、こういう
 ただの物見遊山で修二会の宗教性に意義を感じない人
は東大寺が謝絶していただきたい。というか
 練行衆が、なんのために別火し結界し、一日一食のみで他の飮食を絶って清浄を保ち、足かけ十五日にわたる修二会の行法をしているのか
という意味すら理解できない人達が、土足で宗教行事を踏み荒らしている。それも
 いい年のおばあさま方
なんですよ。もう日本はダメなんじゃないか。
 東大寺は祈りの場
だということを全く認識していない。

それに
 修二会は外部の人間には見えなくていい行法
である。それを知らずに、東の局で
 見えないから、どいてよ
と、外陣の男性聴聞者に文句をつけるおばさんグループもいた。このグループは、大声でしゃべるは、笑い声は立てるは、最低。
ちなみに外陣に出ようとした老婆軍団も、外陣の聴聞者に文句をつけていたおばさんグループも
 関東の言葉を話していた
ので、間違いなく観光客だろう。一体、何をしに東大寺に来たんだろう。
 修二会は「見せ物」じゃない
のだが。東の局は、須彌壇の後ろ側なので、たまたまちょっとだけ中の様子が内陣と外陣の格子越しに伺えるだけなのだ。もっとよく中を見たいなら、そういう設定の日に来ないと。少なくとも六日目はそうではない。

これまでは、局で聴聞する人達は、熱心な信者で、練行衆と共に祈り、
 撮影・録音・携帯電話・飲食・私語禁止
という当たり前のルールを守れていたんだろうけど、最近
 奈良ツアーに修二会が組み込まれ、聴聞者も大衆化
して、全然宗教に敬意を払わない人が増えた。てか、外国人の方がまだ
 宗教行事に対する参加態度は立派
だぞ。
今日も、
 写真を撮ろうとしたにいちゃん
がいたので、しょうがなく声を出して注意したのだが、
 読めるところに注意書きがなければなにをしてもいい
のか?
もうそろそろ、東大寺は局に人を配置して、ある程度の管理をした方がよさそうですね。
もっとも、今日は外陣に入っている男性聴聞者もいま一つ。高校生らしき男の子達は、練行衆が声明を挙げているすぐ横をしゃべりながら歩いているし、大人もかなり騒がしかった。一人は、わたしの目の前で、内陣の行法を携帯電話で撮影していた。
外陣に入るには、特別な許可が要ると聞いているのだが、外陣の人達があんなに騒がしかったり、勝手に写真を撮っているようだと、局の人達も私語や、写真撮影をしてもいいと勘違いする。
いよいよ修二会では、聴聞者が静寂を破る、罰当たりなことになっていく。

修二会の宗教性を保つために、最低の礼儀は守って欲しいのだが。なんか
 タダの見せ物と勘違いしている
人が多くなってきているように思う。実際、東大寺は太っ腹で、二月堂に上るのも、局で拝聴するのも、一切お金は取らないのだ。いままでは良識ある聴聞者の善意で修二会の伝統が保たれてきたが、そろそろ
 性善説だけでは回らなくなってきている
ようで、極めて残念だ。
たぶん、携帯電話でどこでも写真が撮れるようになってから、日本人のこうした
 公開されている宗教行事でのマナーが低下
したのではないかと感じる。以前は、写真は限られた人の趣味だったが、いまや誰でも携帯電話さえ持っていれば、簡単に写真を撮影できるのだ。写真を撮っていると、どうしてもいい絵を撮りたい、とファインダー越しの自意識が過剰になって、普段ならやらないような常識外れの行動を取る人が出てくるのだが、そうした
 写真マニアの「非常識」が携帯電話によって「大衆化された」
わけで、ひどいものである。これは年齢を問わない。

明日に備えて、今日は早めに帰った。

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コメント

鉄道マニアもひどいですよ。勝手に田圃(冬だけど)に侵入して前を通る人がいようものなら首から下げている笛で「ピーッ!!!」ですから

投稿: なっく | 2008-03-07 11:07

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