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2008-04-13

京都花見宴会@4/12 ぎおん琢磨

毎年桜の頃は吉例花見宴会。大将から、去年
 祇園の店に手を入れたので、来てください
とメールをもらっていたので、ぎおん琢磨で。昼の開店は正午。15分前についたら、すでに行列ができていた。みな予約のお客さん。商売繁盛で結構なことだ。
内装に手を入れて、なかなかお洒落な感じになっていた。
大将は普請道楽だ。

今年は桜の開花が早かったので、間に合わないかと思ったけれども、大将が
 桜に散らないよう、言い聞かせておきます
とメールをくれたのが効いたのか、名残の桜を楽しみながらの宴となった。
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毎年、花見宴会は桜の時期に合わせるために、日程設定に苦労する。ぎおん琢磨は、最低でも1ヶ月半前じゃないと予約が取れなかったりするからなあ。この頃は京都ブームで、桜の時期や祇園祭の期間中に予約を入れるのは、なかなか大変だ。

春らしいお椀。
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下に見えている椀種は、桜色に染めた道明寺の上に筍の穂先が乗っていて、桜の葉で巻いてある。写真ではわかりにくいが、大根は胡蝶に、人参は桜の花びらに細工してある。

お料理の合間に挟まれる酒肴。
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焼筍に火取り口子、筍の木の芽和えに諸子の煮浸し、白魚の生薑酢など。どれもおいしい。白魚の生薑酢は、桜色に染めた大根の中に詰めてあった。

京都に春を告げるのは筍だけでなく、子持ちの諸子もそうだ。
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こんがり焼いたのを、保温のために飛騨焜炉に乗せて出てきた。

これはおまけ。大将の秘蔵コレクション。
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こんな袋に入っている。
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売り物ではないので、あしからず。

近年、萬膳酒造の焼酎は入手困難。前は良心的な萬膳の地元の酒屋さんから買っていたのだけれど、この頃の焼酎ブームで、そのお店はインターネット通販をやめてしまった。わたしの手元にあるストックは喚火萬膳が3本くらい残っている程度かな。

食後、今が見頃という
 平安神宮神苑の紅枝垂
を見に行く。タクシーの運転手さんによると、御室仁和寺の桜には、まだちょっと早いという。京都は桜の時期が長いからな。うんと早い桜から遅い桜まで、場所を選べば、一ヶ月は楽しめる。
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苑内には、たくさんの紅枝垂が今を盛りと咲いていた。

次は鱧宴会でまた会いましょう、と再会を約す。

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