"The Chicago Tribune"でリストラ
日本の10年先を行く、と言われるアメリカのメディア界では
紙媒体関連のリストラ
が続いている。
シカゴの"The Chicago Tribune"紙でスタッフカメラマンとして活躍するKuniさんこと高橋邦典さんのblog
Kuni Photo Blog"
に、同紙の写真部で起きたリストラの話が書いてあった。
現場から去った親爺
上記記事によると、
早期退職で5人が辞め、1人はそもそも写真部に1人しかいない機材担当スタッフ
だという。高橋さんも心配しておられるが、機材担当スタッフがいなくなったら、どうやって現場を回していくのだろう。
インターネットが新聞の購読部数を激減させたアメリカでは、今後も紙媒体では、厳しいリストラが続くだろう。そして、その波は日本にも及ぶに違いない。
高橋さんが捉えた
シカゴでのチベット弾圧抗議デモ
の様子は以下に。
チベット・デモ
紙面に載せられなかった写真を、高橋さんのblogでは時々紹介しているのだろう。
2002年5月に初めてシカゴに行った。到着してすぐリグリーフィールドでDodgers vs. Cubsの試合を見た。この時のシカゴはとても寒く、気温6℃の中、震えながら、ヒットがなければLAの完全試合だった緊迫したゲームを見た。翌日は雷雨の中を、Loopに乗って、シアーズタワーに出かけて、シカゴの街を一望した後、シカゴ美術館に向かった。フランク・ロイド・ライトの建築がたくさん残っているシカゴの街は、さまざまな様式のSkyscrapersが建ち並び、それ自体、建築博物館の様相だった。今は古いビルは取り壊されたものがあるかもしれない。Loopの窓から、そうした古き良き美しい建築を眺めた。
身長の低いわたしは、シカゴでは
チビの東洋人
であることを実感した。2002年には、街を歩いても、ほとんどアジア人とは顔が合わなかった。今はどうなのだろう。6年前と比べて、それほどアジア系住民が増えたとは思えないが、それでも、
チベット弾圧に抗議する人々
がいる。
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