法隆寺へ
藤ノ木古墳の見学を終わり、法隆寺へ。
GWなので、人だらけ。
ここは拝観料が高いのがネック。西院伽藍・大宝蔵院・東院伽藍込みの1000円券と新造された玉虫厨子を見るなら別に500円が必要。興福寺とか東大寺(大仏殿に入るには拝観料が必要)の「場所によっては拝観料を取るけど、境内を歩くのはご自由に」という太っ腹さ加減に慣れていると、ちょっとがっかりする。
とても混んでいる。
法隆寺まで足を伸ばしたのは数年ぶり。
昨日は五重塔の塔本塑像がわりによく見えた。
特に南面と西面がはっきり見えていた。
光の加減によるから、北面と東面を見るためには、季節と時間を勘案しないといけないだろうな。
現在、金堂が修理中のため、釈迦三尊像は、上御堂に移されている。
金堂の吉祥天・毘沙門天も大宝蔵院だったか、秘宝展だったか、どちらかに移されていた。(メモしてなかった)
帰りに中宮寺に寄る。中宮寺はそれこそ高校の修学旅行以来だ。
金属製かと見まごう黒漆の、頭に二つ丸い髷の載った、可憐な半跏思惟像にお参りする。中宮寺では如意輪観音と伝え、教科書には弥勒と書いてあったりするあの仏様である。本当は金箔が押してあったのだけど、尼さん達が撫でるようにお身拭いを続けた結果、いまのような黒漆の肌になったのだとか。
仏前にネーブルだかデコポンだか、形の面白い柑橘類が盛られていたのが、いかにも尼門跡のお寺らしかった。
ちょうど昼食時。法隆寺門前の観光食堂は避け、法隆寺バスセンターのすぐそばにある、ファミレスの「さと」に行った。ここは昼前に入れば、そんなに混んでないし、観光食堂にありがちな外れを引く確率も低い。
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