地球特派員2008 広がるサブプライムショック ホームレス医師?@6/7 BS2 12:10-13:00
5/17の再放送。
地球特派員2008「広がるサブプライムショック~アメリカ・危機に立つ金融大国~」去年8月世界の株価が急落、アメリカを震源とするサブプライムショックが瞬く間に 世界を襲った。アメリカの住宅バブルが崩壊、ローンが払えなくなって差し押さえられ た家は220万件に達した。さらにサブプライムローンと呼ばれる低所得者向けの住 宅ローンの焦げ付きは世界中の投資家に巨額の損失をもたらした。ローンが証券化と いう金融テクノロジーで住宅ローン担保証券やCDO(資産担保証券)に形を変えて 転売され世界中にばら撒かれたからだ。サブプライムの問題が欧米の金融機関の経営 をどこまで蝕んでいるかの予想すら立たないとの声も上がっている。損失が1兆ド ル、100兆円を超えるのではいう声も出始めてきた。
また、サブプライムばかりでなく、本来なら安全なプライム層にも影響が及ぶと同時 に、カードローンなど住宅以外の融資も焦げ付き始めた。米連邦準備制度理事会(FRB)は度重なる利下げを断行するとともに、全米第5位の巨大証券会社が破綻寸前 に追い込まれたとき、事実上の 公的資金の投入による救済にも乗り出した。アメリカは大恐慌以来の異常な事態に 陥っているのだ。
果たして、サブプライム問題が引き起こした負のスパイラルはどこまで連鎖するの か、金融大国アメリカは失速するのか、世界はこの危機をどう乗り越えるのか・・・ 今回の地球特派員は、作家の江上剛さん。日本の金融危機の最前線にいた江上さん が元銀行マンのキャリアを 生かし、サブプライムショックの新たな波紋をリポート。アメリカと世界の経済の今 後をわかりやすくひも解いていく。
たまたま見ていたら、
住宅ローン破綻で、テント暮らしをしている人たち
が映った。カリフォルニアの話だ。で、本当かどうかよく分からないんだけど
元医師
という髭の年配の男性がインタビューに答えていた。
ここには弁護士もいるよ
と言っていた。
ホームレス医師
ですか。本当なら凄いな〜。
ホームレス医師は映画の中でなら見たことがある。
ウッディ・アレンの1972年の作品「セックスのすべて」(正式な題名はもの凄く長くて「ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう」"Everything You Always Wanted to Know About Sex * But Were Afraid to Ask")
の一編
ソドミーとは何か?
に出てくる、ジーン・ワイルダー演じる
羊のデイジーちゃんに恋してしまったDr. ロス
だ。医師免許を剥奪されて転落したDr. ロスがホームレスになって、道ばたで酒をあおっていると思いきや、よく見ると
ウーライト
なのだ。ウッディ・アレンらしい皮肉なラストシーンだった。
アメリカ人の名前には詳しくないんだけど、このDr. Doug Rossって、そのままERのダグ・ロス(ジョージ・クルーニー演じる、女好きの小児科医)に名前を引き継いでるのかなあ。マイケル・クライトンが、ウッディ・アレンの映画が好きだったとか。
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