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2008-06-11

秋葉原通り魔殺傷事件(その8)容疑者が勤めていたトヨタグループの関東自動車にご家族が勤務のboiledemaさんの貴重な証言 トヨタは「カンバン方式を労働者に適用」して容疑者を追い詰めた 人件費の高い国内の期間工・派遣に代え、人件費の安い海外へ工場を移転して増産 人件費圧縮=国内の「人」の使い捨て

昨日、ご家族が関東自動車の正社員だというboiledemaさんからTBをいただいた。
これが非常に貴重な証言なので、boiledemaさんのblog「何かごにょごにょ言ってます」の当該記事
【秋葉原無差別殺傷】人間までカンバン方式
から、引用させていただく。boiledemaさん、ありがとうございます。


なんか激しく放置プレイなんだけど、秋葉の事件について、犯人が働いていた工場は、父が正社員として長く勤めている会社のことなので、知っていることを書いておきます。

(略)

関東自動車はトヨタの関連会社で、下請けではなく、トヨタ車の生産ラインそのものを請け負っている。自動車部品工場という表現をするマスコミもあったけれど、それは正しくない。
トヨタ車として売られている自動車のプレスをし、組み立てをし、塗装をする。
トヨタ本体の一部だと思っても間違いではない。

(略)

この部分、私が電話で父親から聞いていた話食い違う

少なくとも工場の正社員は6月30日付けで派遣はすべてクビと認識していたようだ。

期間工は契約更新しない形で順次数を減らすということ。
最終的には、正社員以外はすべて解雇する。

理由は、原油高による材料費高騰。しかも国内需要も伸びないので、引き続き好調な海外需要については、人件費コストの安い海外工場で生産する。

なんというか、これがトヨタのやり方か。トヨタの経営方針、在庫を抱えず、下請けからすぐに必要な分だけ部品を取り寄せるカンバン方式というのが有名だけど、

まさに、人間までカンバン方式なのだ。

自分たちが、労働者を買い叩いたせいで、若年層を中心に収入が減り、国内需要が減ってしまったら、海外市場は好調なのでとっとと生産拠点を海外に移転してしまう。

しかも、東富士工場は非常に広く、人の配置もまばら。親父いわく、「隣の人と100mは離れている」ウチの親父はいつだって大げさなので、そんなに離れちゃいないだろうけど、数十メートル単位で離れていると見ていいだろう。
休憩時間や出入りの時間などに意識しなければ人と会話をすることも無いそうだ。

しかも、ハケンは出入りが激しすぎていちいち顔も覚えていない。親父いわく、ハケンのことだから知らないだそうだ。まったく(怒)

犯行前に、ツナギがロッカーから消えていたことで、解雇されると思い込み激怒したとの報道があった。字面だけ追えばそんな小さなことで解雇なんて、と思う。

だが、彼の状況を鑑みるに、まともにコミュニケーションが成立していないので、ちょっとしたことにも過敏になってしまうだろう。
しかも、派遣会社の言ってることと現場の言われていることに食い違いがあり、
クビにはならないと派遣会社が言ったところで、会社側が希望する日まで働いてもらうための方便に見えてしまうだろう。

(略)

また、多少契約期間が伸びたところで、経営方針として最終的に派遣を切るという方向性に変わりはない
モチベーションの上がらない労働をさせられる時間が増えるだけであり、それはそれで苦痛である。

そういう状況下でツナギが無くなったとしたら、極めて非人間的な方法で、陰湿に解雇を告げてきたと勘違いしてもむべなるかな、だとは思う。

その上、派遣会社の日研や関自がマスコミに言っていることは本当なのか。犯人のクビは決定していたが、保身のために嘘をついている可能性はないか
(以下略)

現場をよく知るboiledemaさんだからこそ、容疑者が置かれていた悲惨な状況が手に取るように分かる。
この記事はこの後も続く。広告出稿を取り下げられることに怯えるマスコミ各社が決して触れない、トヨタと関東自動車の体質がよくわかる内容だ。
どうか是非ご一読を。

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