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2008-06-24

キリンビール京都工場跡地にJR桂川駅10/18開業

桂というと、以前は
 阪急で行くしかない
という場所だった。京大の桂キャンパスが出来てからは、阪急が桂-東向日間に
 洛西口駅
を増やしたけど、JRは並行して走っている西大路-向日町間に駅を増やさなかった。これは結構不便で、たとえば、JRから桂坂の日文研に行くには、向日町からタクシーやバスに乗ることになる。研究会で新幹線で京都に来られる先生方には、面倒な乗り継ぎを強いてきた。
JRからの洛西地域へのアクセスは良くなかったのだが、これが解消される。
6/19付京都新聞より。


JR新駅「桂川駅」に
東海道線 10月18日開業

JR東海道線の西大路−向日町駅間に10月18日に開業する「桂川駅」(京都市南区久世高田町)

 JR西日本は18日、京都市南区久世のJR東海道線西大路−向日町駅間に建設中の新駅の名称を「桂川駅」とし、10月18日に開業する、と発表した。

 新駅は、西京区と向日市の境界にある南区久世高田町に開設。西大路駅から2・8キロ、向日町駅から1・1キロに位置する。12両列車対応の島式ホーム一面を設置。エレベーターとエスカレーターを1基ずつ備え、駅舎は緩やかにカーブした階段形状で桂川の流れをイメージしている。総工事費は19億円。

 駅名は近くを流れ、地域で広く親しまれている桂川にちなんだ。1日平均の乗降客は約8400人を見込む。JR東海道線では3月に島本駅(大阪府島本町)が開業しており、桂川駅が完成すると京都−高槻駅間は6駅になる。

京都新聞の記事だとどこに駅を作るか分かりにくいが、今朝のNHK関西のニュースでは
 キリンビール京都工場跡地
だと分かる。


JR桂川駅 10月に開業

JR西日本や京都市などが、京都市南区のビール工場跡地の近くに整備を進めてきたJR東海道線の新しい駅が、ことし10月に開業することになり、駅名も「桂川駅」に決まりました。

JR東海道線の「桂川駅」は、西大路駅と向日町駅の間の京都市南区のビール工場跡地の近くに新しく設けられます。
JR西日本と京都市などが4年前から整備を進めてきました。
総事業費は36億4000万円余りで、このうち京都市の負担は国による半分の補助を含め26億円4000万円余りとなっています。「桂川駅」には2階に東西を結ぶ自由通路があり、エスカレーターとエレベーターが1基ずつ設置されています。
駅舎は、近くを流れる桂川をイメージして階段とエスカレーターの部分が緩やに曲がっています。
京都市は駅の設置に伴って隣接するビール工場跡地に約4600平方メートルの駅前広場の整備を行い、駅前ロータリーのほか、計1800台が収容できる自転車駐輪場を2か所設けます。
一日の平均乗降客は約8400人を見込んでおり、ビール工場跡地で進められている再開発が進めば、さらに乗降客の増加が見込めるということです。
「桂川駅」は、今年10月18日に開業します。

操業を停止する前のキリンビール京都工場では、
 ミニブルワリーで1497とかKarahanaという地ビールを醸造
していた。工場内には、ビアホールが併設されていて、大体みんな
 ビール工場見学をして、一杯タダのビールを飲んでからビアホールに行く
というパターン。瓶詰め工程も見られるようになっていたが、これは
 ハートランドの瓶詰め
だった。併設ビアホールといっても、庭などは凝った作りで、今時分は、花菖蒲が綺麗で、蛍を放したりしていた。酒好きの友人が来ると
 キリンビール京都工場→サントリー山崎蒸留所工場見学

 ビールとウイスキーのハシゴ工場見学
なんてのをやったりした。サントリー山崎蒸留所工場は、沿線にある。

キリンビール京都工場は平成11年に操業を停止し、京都市と向日市が再開発をしているようだ。自衛隊に隣接するビール工場だったのだが、どんな再開発をしているのやら。

あの辺りには官舎があるのだが、自衛隊も大学関係もみんな一緒だったので、朝の遅い大学関係者は、なんとなく肩身の狭い思いをすることがある、という噂だった。官舎に住んでいる先生方は
 桂の自衛隊は通信隊だから、なんかあっても助けてくれないぞ
などと、冗談混じりに話していたけど、たぶん
 官舎の草取りに寝坊して、真面目な自衛隊関係者に睨まれた
とか、その手の過去があったに違いない。この話をしてくださった園田英弘先生は、先年急逝された。

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