目が合うと危険

家人の仕事場の近所に、ペットショップがある。
弁当屋に行く途中にあるらしい。
昨日、弁当を買いに出かけたら、ショーウィンドウに新しいペットが入っていた。
　生まれて1カ月くらいのアメリカンショートヘア
だったそうで、そんなに猫好きではない家人があまりのかわいさにとろけてしまったとか。
　目が合うとヤバイ
と、気持ちを切り替えて、そそくさと立ち去ったそうな。
　目が合ったら、どうやって資金を調達するか、計算を始めそうだった
由。

千駄ヶ谷小学校のそばのペットショップのアメショー、畏るべし。

そんなにかわいいなら、本当に猫好きの人が、魂を持って行かれて、すぐに引き取ってくれそうな感じはするな。ペットショップで展示されるのは、動物たちにとっても、結構なストレスだと思う。
早く、いい飼い主が見つかるといいな。

昔飼っていた北海道犬は、ブリーダーから分けてもらった。ペットショップは
　目が合うと連れて帰りたくなる危険
だらけ。札幌の実家は、みんな動物好きなので、ペットショップに行くと、大騒ぎになる。ただ、動物は飼えないことになっているので、犬屋敷にも猫屋敷にもなっていないのが、救いだ。その代わり、ぬいぐるみの数がちょっと多め。
大体、道で犬に出会っただけでも、一日威張れる変なうちで、もし、撫でさせてもらおうものなら、一ヶ月は威張れる。チャウチャウを撫でたりすると、一年は威張れるからなあ。
さすがに最近は掛かってこないけど、以前は、こんな電話が来たりした。
　今日ねえ、道で会っちゃったの! おっきい、黒いラブに。かわいい子でね〜(以下、延々と続く)
一緒に歩いていて、散歩している犬を見つけると、みんなでこれまた大騒ぎ。

そういえば、母方の実家は、猫屋敷になってたなあ。一時期家猫と通い猫で、すごい数になってた。祖母が几帳面で、猫を厳しく躾けていたので、家が汚くなったりはしてなかったけど、晴れた日は庭の物置の屋根に、日向ぼっこする猫が群れていた。