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2008-06-25

本を入れ替える

極めてばかばかしい理由から、これまで書庫へのアクセスが悪く、本の入れ替えがスムーズに行ってなかった。
さすがに少し考えた。
論文が上がったところなので、校正が終わるまでは、資料は手元に置いておきたい。
ただ、次の論文がすぐ控えているので、そっちの準備もしなくてはならない。
ともかくも、隙間をやりくりして、必要な書物を手元に置き、しばらく見ないだろうものは書庫の奧に入れるという作業に手をつけた。

本棚が使いづらいと、勉強もはかどらない。いくらオンラインでいろんな資料が引けたり、PCに『四庫全書』を入れられる世の中だと言っても、当たりをつけるのと、そこから先を調べるのでは、ちょっとした懸隔がある。検索で同じ文字列が引っかかったからと言って、同じ意味とは限らない。

今の悩みは、辞書をどうするかだ。
書庫には大漢和・漢語大詞典・漢語大字典・望月佛教大辞典・仏書解説大辞典などがあって、こっちの部屋には日国もあるのだけれど、辞書を置いて引くスペースが足りない。漢語大詞典のCD-ROMはは、最近日本語Windowsでも動くようになったみたいで、その内、買わないと、なんだけど、今のところは手で引いている。もっともいま扱ってる文献は唐代以前のものが殆どで、分野も偏っているから、辞書が役に立たないことの方が多かったりもする。
書庫には辞書引き用テーブルがあったのだが、だいたいそういうものの上には、入る場所のない本が積み上がっていたりする。やっぱり、辞書引きテーブルの周囲を片付けるところから始めないとダメかな。
空の機嫌を伺いつつ、本の移動をしないとな。

さっきは、『黄氏逸書考』と『玉函山房輯佚書』を漁っていたのだが、久しぶりに開くものだから、かなり埃だらけになった。その下の棚にあった『大広益会玉篇』も抜き出してきた。残念ながら『原本玉篇残卷』には該当個所がない。
あとは『讀書雜志』『經傳釋詞』辺りも拾ってこないとなんだけど、厚くて大きい書物を置いておくのが難しい。昔の『読書雜志』だから、厚いくせに、電話帳同様の平装本なのだ。変な置き方をしておくと、本を毀すので、スペースを確保しないとな。
ちなみにこれは日本史の論文の準備のためである。何を書いてるかは内緒。

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