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2008-07-22

毎日新聞の英文記事、主婦および看護師を始めとする医療従事者の怒りを買う(その56)姉が産科医療崩壊まっただなかの奈良市民です

2006年10月17日、毎日新聞奈良支局が、
 内科医がCTを撮るよう進言した
という誤報入りの第一報を流したのが
 大淀病院産婦死亡事例報道
の始まりだった。そうでなくても産科の先生が少ない奈良県、この報道がきっかけとなって、大淀病院はメディアスクラムに見舞われ、県内の産科医療は破壊され、多くの妊産婦さんが多大な被害を被った。

そのお一人の話。【毎日・変態報道】毎日新聞、追加処分と対応策発表 社長ら1ヶ月10~20%減俸 転載サイト判明すれば記事削除を要請★55スレッドより。骨折したので、奈良市民のお姉様が来てくれたという人の書き込み。


247 :名無しさん@九周年:2008/07/22(火) 14:06:58 ID:HE5W36Oi0
>>209
骨折支援に来てくれた姉が、後ろでその件をゴタゴタ言ってる。
姉は奈良市内在住で曰く
去年出産の時、娘(俺にとっての姪)の心拍が低下したりして、危ない状況になったんだけど 医者が「大淀の件もあるし、訴えられたら医者が負けるからねー」と促進剤を使ってくれず 娘の容態が心配になって、情緒不安定でどうしようもなくなって初めて使ってもらえた。
今は元気だけど、仮死産で生まれて大変だった

実際に現地の妊産婦も医者も追い詰めてる模様
で、姉は上の子(一年生)のママ友コミュニティでちらしを撒いてくれたらしい。

247さんのお姉様の主治医が
 陣痛促進剤の使用に慎重
だったという。それが何故かは、「マスコミたらい回し」とは?シリーズを読んでいただければ、ご理解いただけると思う。
247さんの姪御さんは、その後元気で育っているようで何よりだ。お姉様もお産の時は大変でしたね。

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コメント

医師は思わぬ副作用、合併症に遭遇すると、その検証を行います。院内カンファレンスであったり、学会であったり、専門誌であったり場はいろいろです。皆で共有することで二の轍を踏まないようにする、もしくは速やかに対処することができるようにするためです。初の部分生体肝移植を行った島根医科大学のグループは経過をすべて公表しました。これは国内初の手術を手掛ける以上に大変勇気のいることだったと思います。案の定、様々な問題点が指摘されたようです。しかし、技術的な問題点が公表されたことで、その後続いて行われた同様の手術にどれ程役立ったことでしょう。マスコミは自己の力を誇示していながら、自分たちの行為がどう影響したのかの検証をほとんどしない。そのマスコミの根拠のない思い込みの報道のおかげで、魔女狩りを恐れるかのように、学会での副作用報告がなくなっています。副作用、合併症の検証が正しく行われないと医学の進展はありません。最終的に被害を被るのは国民です。これも報道被害といえるのではないでしょうか。こんなマスコミに医療のことをとやかくいわれる筋合いはありません。

投稿: 南島の管屋 | 2008-07-22 17:58

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