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2008-07-28

『医心方』を読む 『黄帝内経太素』を眺める

OCRに読ませている『医心方』に出てくる、『黄帝内経太素』の変な文章。『黄帝内経太素』といっても、今本では『黄帝内経素問』異法方宜論篇第十二に入っている部分。若干異同がある。


太素經云、黄帝問於岐伯曰、醫之治病也、一病而治各不同。皆愈何也。
岐伯曰、地勢使然。故東方之域、天地之法始生也。魚鹽之地、濱海傍水。其民食魚而嗜鹹。魚者使人熱中。鹽者勝血。故其民皆黒色疎理。故其病爲癰瘍。其治宜砭石。砭石者亦出東方來。

こんな調子で、東西南北中央の地域の特性と罹りやすい病気の種類、有効な治療法が上げられている。
『黄帝内經素問集注』とか『素問直解』『素問呉注評釈』などを読んでみたんだけど、あんまり釈然としない。何でこの配当じゃないといけないのか、というのがどうもわからない。
東の地域は海沿いで、魚を食べて塩辛い味を好むから、みんな色が黒くて、肌のきめが粗くて、よくできものに悩まされる。できものには石の針が効く、なんてことが上には書いてある。東が海、というのは中国の話だからだ。

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