また日本丸裸(その2)シラを切っていた通信担当幹部の中隊長殿「私用パソコンにWinnyを入れて」自分が漏洩させたことを認める その前になぜ「私用パソコンに国防情報のファイルが入っていたか」って方が問題だろうが
あのさ〜、IP情報も、着任挨拶状もダダ漏れになっているのに
自分は知らない
とか、シラを切るなんて、これが
陸自情報将校の「水準」
なのか? ある意味凄すぎて、顎が外れるぜ。
最初、シラを切っていたWInnyつこうた陸自三佐の中隊長殿が
わたしがやりました
と認めた。読売より。
陸自資料がウィニーでネット流出、3佐作成の私文書も陸上自衛隊の幹部課程の教育訓練資料とみられる文書が、ファイル交換ソフト「ウィニー」を介してインターネット上に流出していたことがわかった。
陸自第13旅団(広島県海田町)で中隊長を務める3等陸佐が作成した私文書もあり、陸自で流出の経緯を調べている。
流出したのは、幹部課程の教育資料とみられるが、陸自によると秘密文書は含まれていないという。文書の中には、3佐が今年4月に転勤した際のあいさつ状もあった。
陸自の調べに対し、3佐は「私有パソコンにウィニーを入れていた。申し訳ない」と話しているという。
(2008年10月20日11時43分 読売新聞)
しかし、陸自も手ぬるいな。
私用パソコンになぜ「国防関係の情報」が入っていたか
を、突っ込んでいただきたいですね。
一切持ち帰り厳禁
だったんじゃないのか。
国防情報は、陸自幹部は「自由にお持ち帰り」
できるのか? すごい「軍規」だな〜。
続き。朝日がちょっとだけ詳しい。
陸自内部文書、ウィニー介し流出 広島の幹部作成資料も2008年10月20日12時13分
陸上自衛隊の内部文書が、ファイル交換ソフト「ウィニー」のネットワーク上に流出していることが20日、わかった。確認された範囲では防衛機密を含む情報はないという。陸自第13旅団司令部(広島県海田町)の幹部自衛官作成とみられるデータも含まれ、幹部はウィニーを使っていたことを認めたという。
防衛省では06年以降、ファイル交換ソフトの使用や、私有パソコンでの業務データの取り扱いなどを禁じているが、幹部の私有パソコンに残っていた業務データがウィニーを介して流出した可能性があり、処分を検討している。
陸自によると、流出が確認されたのは、99年から05年にかけて作成されたとみられる業務データで、「FOC」関連のフォルダーの中に、陸自の通信設備を予算要求するための部内での説明資料や、通信関連部署の組織概要を記した資料があったという。
FOCは通信を専門とする陸自の幹部自衛官に対し、必要な知識や技能を習得させる上級幹部課程のことで、流出元とみられる自衛官も通信担当幹部。この幹部は「私有パソコンは今は職場で使っておらず、業務データも削除していた」と話しているという。
防衛省では06年2月、海上自衛隊の防衛機密に指定された情報などがウィニーを入れた私有パソコンから流出したため、ファイル交換ソフトの削除とともに、▽職場での私有パソコン使用▽私有パソコンでの業務情報取り扱い、などを禁じた。だが、その後もウィニーによる流出が相次ぎ、第13旅団でも昨年5月に3等陸曹が私有パソコンから名簿や給与明細などの個人情報を流出させたことが判明し、停職6日の処分を受けている。
あああ。
通信担当幹部の中隊長殿のセキュリティ感覚がこの程度
なら、陸自の情報セキュリティは推して知るべし。たぶん、知らないうちに、
世界中に情報をばらまいているレベル
だろう。この一件で陸自の情報戦略は
すっかり世界中の笑いもの
ですな。
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コメント
単身赴任の寂しさに つこうた ものと思われ。
投稿: ちいちゃん | 2008-10-20 17:57