« 中国産毒インゲンを1本味見した主婦体調不良で救急搬送 基準値の3万4500倍のジクロルボス「混入」とかいうレベルじゃない毒餃子事件を凌駕する濃度 イトーヨーカドー限定販売のニチレイフード「いんげん」から検出 | トップページ | 民主党とネットワークビジネス(その4)衆議院のIPアドレスからWikipediaのマルチ商法議連記事が民主党に都合良く編集されている件→shugiin.go.jp内から書き換えたのは誰か→追記あり »

2008-10-16

民主党とネットワークビジネス(その3)前田議員は離党、公認辞退、次期総選挙不出馬 石井一参院議員は予算委員会で公明党糾弾

ここまで来ると、
 民主党はトカゲの尻尾切りモード炸裂
だ。
読売より。


民主・前田議員が離党・不出馬の意向…マルチ業者問題

 民主党の前田雄吉衆院議員(比例東海)は15日夜、自らが代表を務める政治団体がマルチ商法業者などから講演料などを受け取っていた問題の責任を取って、次期衆院選愛知6区の公認を返上し、出馬を辞退する意向を小沢代表に伝えた。

 前田氏は民主党も離党する。小沢氏が16日未明、党本部で緊急記者会見して明らかにした。

 小沢氏は「今回の事態、状況を考慮して申し出を了承した」と語った。前田氏は「今回の問題について国民のみなさんや県民、党の仲間に迷惑、心配をかけて申し訳なかった」と述べたという。

 前田氏は衆院当選3回。小沢氏を支持する若手議員グループ「一新会」の事務局長を務めていたが、問題発覚後に辞任していた。

(2008年10月16日00時40分 読売新聞)

真夜中の記者会見ですか、小沢一郎。

一方、「ネットワークビジネス推進連盟」の議連発足に関わった石井一参院議員は、昨日の参議院予算委員会で、公明党と創価学会の政教分離問題を取り上げ、吠えまくっていた。
産経が詳しい。


「池田大作創価学会名誉会長の国会招致を」 民主・石井副代表、公明党を揺さぶり

2008.10.16 01:41

 民主党の石井一副代表は15日、参院予算委員会での質問で、公明党とその支持母体の創価学会の関係を追及し、「政治と宗教」に関する集中審議の開催を要求した。石井氏は学会トップの池田大作名誉会長と、公明党・学会に批判的な立場をとっている元公明党委員長の竹入義勝、矢野絢也両氏、福本潤一元参院議員の計4人の国会招致を要求した。公明党が最も嫌う学会幹部らの国会招致を持ち出すことで同党を揺さぶり、早期の衆院解散・総選挙への働きかけを強めさせるねらいがある。これに公明党は反発している。
 「(学会は参院選の選挙活動で)『民主党は仏敵だ』といっているんですよ。仏の敵。どうして仏敵なのか、学会の最高幹部に聞かせていただきたい」
 石井氏は、昨夏の参院選の投開票日の3日前に、ある県の学会の施設内で行われたとされる選挙運動を録音したディスクを振りかざし、こう詰め寄った。
 石井氏のボルテージはさらに上がっていった。
 「わたしの調査では(学会の)宗教施設は全国に約1000カ所ある。それが選挙マシンと化す。宗教と政治と選挙が一体になっている。宗教施設が税法上の優遇措置を受けているのは宗教に使われるためだ。実態がこう(=選挙活動)なると逸脱している」
 「自民党は、公明党の票がないと政権を維持できないから言いなりだ。(公明党の)後ろに影の力がある。それに公明党は唯々諾々と従っている。公明党が政権の中核で政策に注文をつけるのは日本の民主主義にとっていかがか」
 参院第1委員会室は与野党議員のヤジで騒然となった。
 答弁に立った麻生太郎首相は「公明党の選挙運動に詳しいわけではないし、公明党から、あの日に選挙をしろと差し込まれたことは一回もない」と述べ、反論した。
 公明党は予算委で、すかさず反撃した。石井氏に続いて質問に立った公明党の山口那津男政調会長は「(石井氏が)補正予算と関係ないことを滔々(とうとう)と述べるのはいかがか。出どころ不明の資料を引用した」とかみついた。
 また、山口氏は、宮崎礼壹内閣法制局長官が7日の衆院予算委で、オウム真理教の政党(真理党)が権力を握って布教することは「宗教団体が統治的権力を行使することに当たる」ため違憲と答弁したことを撤回するよう求めた。
 宮崎長官は翌8日の衆院予算委で答弁を訂正しており、山口氏の質問は念押しの意味があるとはいえ、「政治と宗教」の議論に公明党がぴりぴりしていることを示したかたちだ。
 参院予算委の質疑後、公明党幹部の一人は「民主党は解散に追い込もうと利用している。反発するほど国会招致を求める民主党の思うつぼにはまる」と語った。
 一方、公明党と学会の関係を批判する民主党はこの日、党本部で「政治と宗教を考える会」(仙谷由人会長)を開催。約30人の議員が衆院選を控え、民主党と友好関係にある宗教団体やその支持者との連携強化について協議した。
 また石井氏は、予算委での質疑後、「(国会招致の要求は)小沢(一郎代表)と輿石(東代表代行)に話してある」と強調、追及を続ける姿勢を示した。

トカゲの尻尾は切ったから、早期解散の取引材料として、公明党と創価学会の「政教分離問題」に関わる参考人招致を、与野党が逆転している参院で開くことをちらつかせるってことですかね。夕方、どっかの民放のニュースで、石井一参院議員の質問風景を扱っていたが、文字通り
 吠えていた
のが印象的でしたね。

|

« 中国産毒インゲンを1本味見した主婦体調不良で救急搬送 基準値の3万4500倍のジクロルボス「混入」とかいうレベルじゃない毒餃子事件を凌駕する濃度 イトーヨーカドー限定販売のニチレイフード「いんげん」から検出 | トップページ | 民主党とネットワークビジネス(その4)衆議院のIPアドレスからWikipediaのマルチ商法議連記事が民主党に都合良く編集されている件→shugiin.go.jp内から書き換えたのは誰か→追記あり »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 民主党とネットワークビジネス(その3)前田議員は離党、公認辞退、次期総選挙不出馬 石井一参院議員は予算委員会で公明党糾弾:

« 中国産毒インゲンを1本味見した主婦体調不良で救急搬送 基準値の3万4500倍のジクロルボス「混入」とかいうレベルじゃない毒餃子事件を凌駕する濃度 イトーヨーカドー限定販売のニチレイフード「いんげん」から検出 | トップページ | 民主党とネットワークビジネス(その4)衆議院のIPアドレスからWikipediaのマルチ商法議連記事が民主党に都合良く編集されている件→shugiin.go.jp内から書き換えたのは誰か→追記あり »