« 表情筋を鍛え食べる能力を改善する器具を1日3回3分間くわえるだけでお年寄りの介護の度合いが改善 脳の血流が関係?→パタカラという機器です | トップページ | また日本丸裸(その2)シラを切っていた通信担当幹部の中隊長殿「私用パソコンにWinnyを入れて」自分が漏洩させたことを認める その前になぜ「私用パソコンに国防情報のファイルが入っていたか」って方が問題だろうが »

2008-10-18

NHK連続テレビ小説「だんだん」 藤村志保が京都パートを救っている

何が辛いって、
 朝から無茶苦茶な京都弁
を聞かされるのが一番辛い。大阪生まれの筈の三倉佳奈がなぜ京都弁がダメなのか激しく謎。
ダメダメなのが石田ひかりで、
 京都の老舗呉服問屋の娘で祇園甲部の名妓
という設定なんだけど、ともかく台詞を聞いてるのが辛い。
関西の女性の言葉は、実は関東と違った発声であり、関東よりは太い声でないとああならない、と看破したのは谷崎潤一郎だったと思うのだが、おそらく、石田ひかりも三倉佳奈も、声が腹から出てない。口先だけでしゃべっているから、上滑りの奇妙な祇園言葉に聞こえるのではないか。地声に比して、台詞を話すときに声の出所が高すぎる。
この悲惨な場を一人救って気を吐いているのが
 藤村志保
だ。神奈川県川崎市出身だそうで、関東の人ではあるのだが、これまでの長い芸能生活で、京都を舞台にした映画などに出演していた経歴が生きているのか、いちばんまともな京都弁に聞こえる。藤村志保が出てくると、それだけで場が締まる。
藤村志保が楽しみで、見ているような物だ。置き屋兼お茶屋のおかあさんという
 知ってることも知らんと、涼しい顔で乗り切る腹芸
の必要な芝居を、きちんとしている。
 のぞみとめぐみが入れ替わった
というのを、気づいていながら、のぞみに入れ替わった舞妓姿のめぐみを労るシーンなどは、
 ああ、花街のおかあさんて、こんな人やわ
というのがわかる演技だった。日本映画の黄金時代に活躍した女優さんは違いますな。元は名のある芸妓さんだったのだろうか、という背景まで想像される演技だ。今以て、
 華のある演技
だ。
石田ひかりは、
 名妓の持つオーラ
が全然ないので、これはどうかと思ってみている。舞の名手という設定ならば、舞台映えがしないといけないのだが、舞台関係のシーンが一番精彩を欠く。ともかくも
 芸事に対して、石田ひかり本人が怖じているのではないか
という疑いを持ってしまう。まだしも
 三倉佳奈の方が芸事に精進する舞妓ちゃん
という雰囲気が出ている。ええもんでっせ、お稽古きばってはる芸舞妓さんは。

しかし、役名を考えるのに、NHKはなにをしてるんだか。
 老舗ならばこそ、商人で「一条」という姓
はひどすぎないか。京都で普通「一条」さんいうたら、お公家さんの流れでしょう。京都で老舗を名乗るには、100年程度では烏滸の沙汰、ご一新の前からの老舗で、明治以降苗字を「一条」とつけるようなことがあれば、それはかなりヘンじゃないの? たまたま自分が知っている京都関係の「一条」姓の方々は、ご門跡とかなので、なんで商人が「一条」を名乗る必要があるのか、不思議に思っている。考えすぎかも知れませんがね。

これからは、京都が主な舞台になるそうなので、楽しみは増えそうなのだが、主演と重要な役柄の助演の台詞回しがどうなるのか、ちょっと心配。
だいたい、邦楽のお稽古は芸舞妓には不可欠で、基本である、腹から声を出すことは、厳しく躾けられているはずなのだ。普段のお稽古でそうしたことをきっちりやって身についているからだろう、芸舞妓さんで、無闇に声の高い人をあまり知らない。それに着物姿で胸から声を出してたら、出る声も出ないだろう。お座敷にはマイクはない。声を通そうと思ったら、腹から出すしかない。
石田ゆり子・ひかり姉妹は、台湾にいた頃、文字通りのスパルタで水泳選手として鍛えられ、「その時の苦労を考えると、芸能界の方がまだマシ」と昔インタビューで答えていたのを読んだことがある。どうぞおきばりやしておくれやす。

|

« 表情筋を鍛え食べる能力を改善する器具を1日3回3分間くわえるだけでお年寄りの介護の度合いが改善 脳の血流が関係?→パタカラという機器です | トップページ | また日本丸裸(その2)シラを切っていた通信担当幹部の中隊長殿「私用パソコンにWinnyを入れて」自分が漏洩させたことを認める その前になぜ「私用パソコンに国防情報のファイルが入っていたか」って方が問題だろうが »

コメント

京都弁どすか?(って、あってます?)
どないなものか、わからしまへん(この言い方、変ですよねー)

関西の国立大学に6年いたのに(医学部は6年制だから)、東京出身の私は、未だに京都弁、大阪弁、神戸弁の違いがわからしまへん。
判るのは、河内弁が下品なことくらい。
在学中は、ずーーっと、東京弁で通した意固地な私でおます。

やっぱり関西に6年いたくらいじゃ、関西の言葉はモノになりまへんなぁ。

でも、同級生が関西言葉を話すのは、全然、苦になりまへん。
だって、関西がきらいだったら、東京出身者が関西の大学に行くことなんぞ、ありえまへんやろ。

投稿: 鶴亀 | 2008-10-20 21:35

 発声以前の問題として、あの手の気持ちの悪いイントネーションになってしまうのはなぜなんでしょうかねぇ。
当然方言指導の人が手本は呈示するはずですから、それと明らかに違うことが本人にはわからんのでしょうか?もう朝から気持ち悪くてたまらんです。

 結局他地域のイントネーションが再現できない役者というのは、その音程の違いが耳か喉の段階で判別できていないわけで、要するに石田ひかりみたいなのは「音痴」なんでしょうね。
 さすがに三倉佳奈の方は、基本大阪のイントネーションなので石田ひかりほど壊滅的な酷さはないですが、やはり関西を離れている分、多少の侵食は受けているようで。

 もちろん「役者」なら、出身がどこであろうとちゃんとイントネーションや発声を含めて「演技」できなきゃ話にならんとは思いますけどね。


 あと、舞妓さんって「ええとこのお嬢さん」って普通やりますか? それも「一条」のお家の方が・・・。

投稿: Indigo | 2008-10-22 08:42

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/109312/42827368

この記事へのトラックバック一覧です: NHK連続テレビ小説「だんだん」 藤村志保が京都パートを救っている:

« 表情筋を鍛え食べる能力を改善する器具を1日3回3分間くわえるだけでお年寄りの介護の度合いが改善 脳の血流が関係?→パタカラという機器です | トップページ | また日本丸裸(その2)シラを切っていた通信担当幹部の中隊長殿「私用パソコンにWinnyを入れて」自分が漏洩させたことを認める その前になぜ「私用パソコンに国防情報のファイルが入っていたか」って方が問題だろうが »