ノーベル賞余話 光らないオワンクラゲに下村脩博士から直電でアドバイス@鶴岡市加茂水族館
これはちょっといい話。
河北新報より。
ノーベル賞の下村です 鶴岡・加茂水族館に電話「下村脩です」―。山形県鶴岡市の加茂水族館に24日正午ごろ、ノーベル化学賞を受賞する米国の下村脩さんから電話が入り、職員を驚かせた。オワンクラゲの光らせ方を伝授されたという。
下村さんはオワンクラゲから緑色蛍光タンパク質(GFP)を発見し、受賞が決まった。オワンクラゲを飼育する数少ない国内施設の同館は急きょ、展示スペースを拡大。お祝いの電報、手紙、村上龍男館長(68)が執筆した写真集「加茂海岸のクラゲ」を下村さんに送っていた。それに対するお礼の電話だった。
「ご本人ですかと聞き返した。本当に驚いた」と電話に出た村上館長。手紙には館の経営危機をクラゲ展示で脱したことや、人工繁殖のオワンクラゲが緑色に光らないことなどをつづった。「光らないんだって? (薬品の)セレンテラジンを餌に混ぜれば、2週間で光る」とアドバイスを受けたという。
クラゲに関する会話は十分間に及び、「写真集はきれいですね。(飼育数)40種類は多い」と褒められたという。「穏やかさの中に威厳と迫力がある声。今でも信じられない」と村上館長。ノーベル賞が話題を呼び、入館者数が通常の1.5―2倍増しの状態。アドバイスを受け「ぜひ光らせてみたい」と語った。
2008年10月26日日曜日
おお、下村脩博士らしい、律儀かつ
クラゲへの愛に満ちた直電
ですね。
来月の半ばくらいには、オワンクラゲが光るようになるといいなあ。
光ったら、写真も載せてね、河北新報。待ってるから。
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コメント
「下村先生、クラゲ光りました」助言でピカリ…山形の水族館
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20081102-OYT1T00006.htm
投稿: 光ったみたい | 2008-11-02 01:46