丸大食品終了のお知らせ メラミン混入の丸大食品社長、初めて謝罪した場で「特別にどうってことはない」
日経にこの記事が載ってること自体、
丸大食品の社長の危機管理の甘さ
が露呈している。
社長謝罪も甘い認識露呈 丸大食品、メラミン問題で決算会見の冒頭で頭を下げる百済徳男丸大食品社長(手前)=10日、大阪市中央区〔共同〕
丸大食品の百済徳男社長は10日、大阪市内で開いた決算の記者会見で、有害物質メラミンが混入した商品の大量回収に追い込まれた問題について公の場で初めて謝罪した。
しかし発覚以降今まで、社長自らが会見しなかった理由を問われると「特別にどうってことはない、といえば怒られるかもしれないが、健康被害がないと想定できた」と発言。「食の安全」を預かる大手メーカー経営者として、認識の甘さを露呈した。
同社長は冒頭、「多くの皆さまにご迷惑とご心配をおかけし、心よりおわびする」と頭を下げた。だが、その後の報道陣との問答では「メーカー責任は十分認識しているが(丸大食品が)被害者の一面もある」と強調。「専門知識がある担当役員が適任と判断した」などと述べた。
またメラミン問題のお歳暮商戦への影響に関して「例年通り売り上げることは難しい」と説明。対象商品を製造し、9月中旬以降休止している中国の工場再開の時期については「年内は見送る」と話した。〔共同〕(01:47)
食品会社社長の謝罪の場の発言とは思えませんな。
健康被害が出ない、ということと
本来食品に混入してはいけない物が入っていたという事実
とは、分けて考えなければならない。この調子でいくと
基準値さえなければ、どんな「本来食品に混入してはいけない物」が混入していても、丸大食品では「健康被害が出ないから、売っても構わない」
と思っているのではないか。
ある意味、
今後、丸大食品の扱う商品で何か事故があっても「特別にどうってことはない」という判断で、事実を隠すのではないか
という疑念をばらまいたわけで、
丸大食品終了のお知らせ
の悪寒。
社長がこの有様では、ちょっと経済に気を配っているヒトに
丸大のお歳暮
を贈ったら、嫌がらせだと思われそうですね。
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