「エコ戦略」につかえるのにな 地元の大阪ガスじゃなくて静岡のガス会社社員が大阪のシロクマにガス管プレゼント

電力会社と顧客の奪い合いを続けているガス会社なのだが、とくに「エコ広告戦略」としては、大阪ガスは失敗した、と思ってるかも。

大阪の天王寺動物園のシロクマが
　動物園ファンの静岡のガス会社社員からガス管をプレゼント
されて、大喜びして遊んでいる写真が関西版朝日に掲載されている。
　地元の大阪ガスからのプレゼントじゃない
ところが、情けなさ爆発。

シロクマのゴーゴ、ガス管に大はしゃぎ　天王寺動物園

2008年11月20日

ガス管で遊ぶゴーゴ(写真1)

ガス管で遊ぶゴーゴ(写真2)

　大阪市立天王寺動物園で、雄シロクマのゴーゴ（３歳）に使用済みのガス管（長さ８０センチ）を与えたところ、大はしゃぎ。豪快にじゃれる姿が来園者を楽しませている。

　実はガス管は、シロクマの格好のおもちゃとして知られる。ポリエチレン製で丈夫なため、踏んでもかじっても傷まない。少なくとも全国の４動物園で使用されている。

　今回は、動物園ファンの静岡県のガス会社員から寄贈された。「シロクマは好奇心が旺盛。無邪気な姿を見に来てほしい」と園の職員もはしゃぎ気味。

シロクマ用にプレゼントする業務用のガス管なんて、大阪ガスが年間投入している広告費から見たら
　誤差にもならない値段のモノ
だろう。それで、これだけ遊んでくれて、遊んでいる姿をマスコミが取り上げてくれて、しかも、その動物が
　環境破壊のシンボルとなりつつあるシロクマ
なんだから、大阪ガスは大きなチャンスを自ら逃したってことね。

これからフォローに入るかも知れないけど。