植物画の楽しみ
授業で使う資料を探していると、最近は
デジタルアーカイブで公開している貴重本
に当たることが多い。
今日は、美しい蘭の挿画で知られる、John Lindelyの
Sertum orchidaceum: a wreath of the most beautiful orchidaceous flowers
を探していた。探してたのは、花の絵ではなく
植物細胞の「核」の図
である。たしか、この書物の挿図は
Ferdinand Lukas Bauer
の仕事じゃないのかな。
挿図は挿図で別なリストになっているので、めくっていくと、最後に
蘭の核を描いた図
が見つかった。美しい彩色画で、元になった蘭本体の下に、顕微鏡で観察した細胞の絵が付属している。
リンクも貼ったけど、この貴重本を集めているアーカイブは
Missouri Botanical Garden Library"のもので、
Rare Books from the Missouri Botanical Garden Library"
である。
ミズーリ植物園(MBG)のホームページはこちら。チャンスがあったら、是非行ってみたい。その前に、まずはキューガーデンに行かなくちゃ。
植物園といえば、札幌では、北海道大学植物園のことを指す。札幌市民には馴染み深い行楽地で、子どもの頃には、よく連れて行かれた。映画『南極物語』の主人公にもなった、南極探検隊に置いて行かれた樺太犬タロは、帰国後、植物園で余生を送っていた。いまは剝製になってガラスケースに入っている模様。
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