首都圏産科医療崩壊 「2年前でもすでに崩壊してました」
2年前、都内で出産された、妊娠28週で高血圧になり、管理入院、その後更に搬送となったという方の体験談。
【北海道】妊娠27週、自宅で早産男児、7病院拒否 10日後死亡 「総合周産期母子医療センター」の市立札幌病院も拒否スレッドより。
236 :名無しさん@九周年 :2008/12/02(火) 11:26:14 ID:5OQQEZpq0
私は都内で2年前に出産したけど、
もうその時でも周産医療はかなりヤバかったように思う。28週で急な高血圧>管理入院(NICUはない総合病院)>
3日後にさらに血圧が上がって朝イチで救急搬送決定という流れでも
搬送先が見つかったのは昼頃。急変してたら間に合わなかった。
そして搬送された大学病院で一緒になった産婦さんは
最初からハイリスクがわかっていて周産センターがある病院に通ってたにも関わらず
いざ出産間近となった時に「NICUが空いてない」という理由で
そこに搬送されてきていた。
東京都内で、NICUがある病院は周辺にかなりの数あるはずだったけど
それでももうそんな状態。地方都市ならもう本当にヤバイんだろうな。
でも保育器管理が必要な赤ちゃんの場合は、その設備が空いてない事には
確かに受け入れは不可能だろうなとも思う。
私が受け入れてもらった大学病院でも保育器の間はギリギリ一杯に詰めて
いたけどそれでもきっと全ての要請に応えるのは物理的に無理。
保育器が無限にある病院なんてあるはずがない。なので例え周産センターがある病院をかかりつけにしても
イザという時に空いてなければ追い出されてしまうかもしれない現状。
リスクがありすぎてもう子供は産めません。
236さんが出産されたのは、今よりも条件がよかったと思われる2年前だが、
病院で管理している高リスク妊婦に対応するのであっても、ネットワークを駆使してもそれでも手一杯だった
ことがわかる。
現状は、このときより更に悪化しているのだ。
2年前で管理入院している妊婦さんの対応でも、これほど大変だった例がある。
自宅や産院からの救急搬送は、さらに条件が悪い
ということなのだ。
年末年始、どうしても救急は人員が手薄になる。
何もなければいいし、そうであることを祈っているが、
マスコミは、「何かあった方が記事が書ける」という、さもしい「ブンヤ」根性
で、
不幸な事例
を嗅ぎ回ることだろう。
こちらは産科で救急の妊婦さんを受け入れたために起きた話。
260 :名無しさん@九周年 :2008/12/02(火) 11:33:03 ID:C53dvvRT0
本当に病院は大変な状況だよ
救急で1人受け入れたせいで、ずーーーと前から予約してた友達が、
間隔が完全に短くなったのに回線で連絡しても、もうちょっと待っててなんて言われたらしい・・・
旦那が呼びにいってやっと看護士が来たんだと・・・救急のせいで、安全に産めるはずの人が犠牲になることもある
産科の医療資源が絶対的に足りていない。
| 固定リンク
« 日本IBMの「退職勧奨」の実態 | トップページ | 産科医療崩壊 「双子の片方は死産でした。妊娠中からわかってたのでわたしたち夫婦は納得したのですが、嫁の父が法曹関係者で、訴訟を起こしたがって大変でした」 »
コメント