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2008-12-02

日本IBMの「退職勧奨」の実態

日本IBMは、以前は
 身障者雇用を率先して行い、その能力を生かすという、社会的イメージのよい会社
だった。

ところが、ここへ来て、
 日本IBMでも退職勧奨
が行われているという。11/26付朝日新聞より。


業績悪ければ転職ご検討を」 人員削減の波、正社員に(1/2ページ)

2008年11月26日22時44分

  
 世界的な景気悪化に伴う雇用調整の波が、正社員にも及び始めた。人員削減はこれまで、販売不振に悩む自動車産業などの派遣社員や期間従業員が中心だったが、正社員の希望退職に踏み切る企業が増えている。

 「業績が低く改善が見られない社員は、社外でキャリアを求めることを含め、将来について真剣にご検討いただきたい」

 コンピューター大手の日本IBM。11月上旬、社内向けのネットに人事担当役員名でこんな文書が載り、社員に波紋を呼んだ。コンピューターのサーバーなどの販売低迷で、売上高は3四半期続けて前年割れ。1万6千人の正社員のうち、年内をめどに1千人規模の早期退職を募る計画だ。

 会社側は「競争力強化と社員のキャリアの選択を広げるため」と説明する。だが、全日本金属情報機器労働組合日本アイビーエム支部によると、5段階の人事評価のうち下から2段階までの人を対象に、会社側が繰り返し退職の意思確認をしている例もあるという。労組側は「『残ってもあなたの仕事はない』と言われている人もいる。事実上の退職勧奨だ」と強く反発する。
(以下略)

友達が日本IBMに勤めているので、大丈夫かな、と思っていたら、takechiさん
 JIMU日本アイビーエム支部-日本アイビーエムに働くものの労働組合サイトです
を教えて貰った。
ここには
 日本IBMの「退職勧奨」の実態
が、生々しく描かれている。
詳しくは、以下の記事をお読み下さい。
新聞報道をごらんになった皆様へ—「退職勧奨」という名の「退職強要」の実態 2008 年 11 月 27 日

とりわけショックだったのは、労組がまとめた
 「退職勧奨」を受けやすい人リスト
だ。


※今回のリストラ関連の相談者に多い特徴をまとめてみました。いかに「退職強要」の対象者“選定”に「恣意的要素が強い」か、おわかりいただけるかと思います。

・上司とそりが合わない人
・現部門に異動してきて間もない人
・独身者(面談時に暴言を吐かれている方も)
・身体障害者
・メンタルヘルスに問題がある人(うつ病など)
・休職中の人(会社は「復職後のパフォーマンスを予測して評価」と正当化しようとしています)、復職後間もない人
・出向中の人(出向先では評価されていても、出向元のラインから声をかけられているケースもあります)

この記事が本当なら、とうとう、「社内弱者」から放り投げることにしたか、日本IBM。

日本IBMではないが、最近システム関係の仕事をしている友人が鬱に襲われることが多くなった。労働環境がまともでないのが精神的健康を保てない要因なのだが、最近の景気悪化からすると、この分では、彼らの健康が回復する前に、「健康状態」を理由に
 体よくお払い箱にされる
危険性が高くなってきた。
40過ぎて、熟練したシステム関係の技術者が放り出されたら、果たして、行く先はあるんだろうか。

現代社会の基幹を支える情報技術者が「無職」になったときの、不満の矛先がどこに向かうか、人類は未だ経験したことがない。

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