第27回都道府県対抗女子駅伝 京都五連覇達成 第8区の中学生区間で久馬萌選手(京都)が爆走
いま、西京極競技場のゴールにアンカー(第9区)の小島選手が飛び込んできたところ。(14:45)
凄かったのは、アンカー区間直前の第8区。ここは中学生区間なのだが、
久馬萌選手(綾部中)
の走りが凄かった。
五連覇のかかる京都は
第7区までは、岡山の後塵を拝する
走りだが、岡山の山口衛里監督は
中学生区間で弱いので
と事前に心配を洩らしていた。
なるほど、久馬萌選手は凄かった。姉の久馬悠選手も第3区を走った俊足の双子姉妹。
ポニーテールの中学3年生は、2位で襷を受け取るのだが、なかなか襷が肩に掛からない。ああ、やはり中学生だからなあ、と思って見ていると、襷が肩に掛かったとたん、ぐいぐいとペースを上げた。
ストライドの大きな、ダイナミックな走法で、あっという間に岡山を抜き去る。解説の高橋尚子も
このままのペースではムリでしょうが
と驚く速さ。第8区は3kmの区間だが、
最初の1kmは2分58秒
って、女子中学生が
箱根駅伝トップ並のペース
って、ぶっ飛びすぎ。後は
最後緩い上りのある8区で、どこまでペースを落とさず走れるか
というのを、はらはらしながら見守った。たぶん、NHKの実況席も、見ていた京都を応援していた人たちも、同じ気持ちだっただろうと思う。
しかし、久馬選手のペースはがくんと落ちることはなく、最後まで大きなストライドで走りきった。
記録は、これまでの中学生区間記録だけでなく、第6回大会で出された同じ京都の網野高校の吉田直美選手の記録をも上回った正真正銘の区間新記録だ。
9分41秒
と、女子中学生が、1km平均3分13秒を切っているのは立派。
区間新を出した後のインタビューでも、
記録のことは考えずに走りました
と、正に中学生らしい無心の走りで得た記録だ。
お姉さんの悠選手共々これからが楽しみ。
おまけ。戦前の選手紹介。京都新聞より。
京都代表選手紹介(1)久馬 悠、久馬 萌、牧 恵里奈
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