中小小売店の店頭売りが不振になるわけ

寝室で使っているツインタイプの読書用の蛍光灯が切れたので、値段を調べてみた。
　アマゾン　1050円(amazonプライム適用商品)
　楽天の送料込みで一番安いところ　890円(390円+送料500円)
だ。
ないと不便なので、近所のスーパーに行ってみたら
　FPL13-EXのツインタイプは920円(税抜き)
だった。
　送料を払っても、楽天で買う方が安い
だもんなあ。

これじゃ、店売りの中小小売業が不振になるわけだ。
普通の電球なら、コンビニにもあるけど、ちょっと変わった電球や蛍光灯を一個だけ急いで欲しい、なんて、一人暮らしで働いているヒトだと、
　買い物に出かけて空振りしたり、うっかり買い忘れるよりも、ネットで注文しておいた方が、よほど確実でかつ安い場合がある
わけだもん。

人件費を払って、販売員を置いて、店売りにしていても、
　電球など、ヴァラエティに富んだ商品
だと、売り切れてたりすることもある。今までは
　店頭売りは、細かいニーズに応えるのがウリ
とかいわれたけど、結局
　在庫の豊富さでは、ネットショッピングの方が確実
だったりする。こうなると中小の小売店は太刀打ちできない。

値付けも、ネットの方がうんと安かったりするんだもんなあ。納期がいつになるかが読めないところがネットショッピングの問題ではあるけど、ちょっとくらい待ってもイイなら、電球や蛍光灯のような型番がたくさんある工業製品は、中小小売り店で買うメリットってたぶんほとんどないだろう。中小だと、仕入れ数がそれほど多くないから、思い切った値下げもしにくい。

うちみたいに、適度に田舎だと、
　車がないと大型店舗に行けない
という話になるので、車を運転できないわたしは、いよいよ、ネット頼みになる。

次にこの蛍光灯が切れたときは、素直にネットで注文だな。