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2009-01-18

舟和の芋ようかん

関西にいると、食べられないお菓子の一つが
 舟和の芋ようかん
だ。たまに売ってるけど、いつも買えるわけではない。

JR新横浜駅は、去年やっと改装が済んで、レストランや土産物屋がたくさん入った。
舟和も入っていて、横浜から帰るときに
 芋ようかん2個とくず餅1箱
を買って貰った。
Imy
そう、新横浜駅の店舗では
 芋ようかんとあんこ玉をバラ売りしている
のである。芋ようかんは1個95円だったかな?
 芋ようかんとあんこ玉のセット
が並んでいたので、あんこ玉はNGなわたしが悩んでいたら、店のおねえさんが
 バラもありますが
と助け船を出してくれた。

芋ようかんが好きなのは
 昔、餡ものをほとんど食べられなかった名残
だ。菓子屋の孫なのに、小学校に上がるまで
 餡のお菓子が好きではなかった
のだ。もし、餡入りのお菓子で食べられるものがあるとすれば
 塩味がついている豆大福とか、桜の葉の塩漬けで巻いてある桜餅とか、昆布風味のする千秋庵の「翁鼓舞」とか
で、しかも小倉餡はダメだった。今でも
 虎屋黒川の「夜の梅」
は勘弁して欲しい。できれば
 黒砂糖の「おもかげ」希望
である。羊羹は
 5mmの薄さに切ったのが食べられるようになったのは小学校1年生くらいの頃
だった。向こうが透けて見えるくらいに薄く切った羊羹ね。
だから
 粒あんで作るぜんざいも食べられなかった
のである。小学校の給食には、1月に1回くらい出る
 いとこ煮
という、とんでもないメニューがあった。
 南瓜と小豆を甘く煮たもの
で、
 小豆は軽く潰れている
のだ。毎月配られる給食の献立表を見て、
 ああ、今月もいとこ煮がある
と憂鬱になったのを覚えている。
 漉し餡の汁粉
が食べられるようになったのは
 口直しのたくあんでごまかしが利く
ようになった、小学校中学年で、子どもの頃は、家で作られる
 冬のぜんざいや汁粉・春のぼた餅・秋のおはぎ
は、ほとんど天敵だった。だって
 夕ご飯がおはぎ6個
だったりしたんですよ。。。北海道って怖いところだ。家だけかも知れないけど。
で、餡が食べられない頃はもっぱら
 餡を剥がして、中の餅というかご飯を半搗きした団子部分
を食べていた。餡は、甘いもの好きな弟にあげた。同じように
 札幌独特の「葬式饅頭」である「中華饅頭」
も、皮だけ食べて、餡は弟にあげた。最近はどうか知らないが、その昔
 中華饅頭
というのは
 どら焼きの皮と似た丸い生地に、棒状の餡を巻いた菓子
のことで
 葬式饅頭
と決まっていた。

子どもの頃は、餡がダメだったので、
 食べられる和菓子の種類は極めて限定
されていた。眼科に長いこと入院してた時に、父の友人のおじさんが、
 何が好き?
と聞いて、
 すあま
と答えたらしい。幼稚園に上がる前の話だ。
すあまは、
 数少ない、餡が絶対に入ってない和菓子
である。そのおじさんは、わたしのために、何軒か菓子屋を探して、わざわざすあまを買ってきて下さった。餡が食べられない子どもというのは、難儀なモノである。
そのおじさんがすあまを見つけた菓子屋もすでに店じまいしてしまった。西線の南6条辺りにあった塩路屋だったかな。

舟和にはすあまも売っているけど、あの
 バーバパパみたいな形のすあま
は、わたしの好きなすあまではない。やはり
 州浜型のすあま
がよい。
すあまも、関西では見掛けない。

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コメント

>> 夕ご飯がおはぎ6個
 函館だったウチは昼ご飯でした。あと、蒸かしたジャガイモ
の砂糖バターとか。

>>桜の葉の塩漬けで巻いてある桜餅とか、
 関東に来たら桜餅が桜餅じゃないのでびっくりしました
<北海道は道明寺

投稿: ドラッヘ | 2009-01-18 13:08

埼玉の私にとっては、舟和と言うと工場直売ですね。
幹線道路から工場の屋根?に舟和とあり、goggleで「舟和 直売」を調べると
結構有名みたいです。
行ってみたところ、ひっきりなしに車で買いに来るお客が来ていました。
近く(舟和の工場直売に地図が貼ってある)には、文明堂の工場直売があり、
事前に焼き上がり時刻を調べていけば、できたての窯だしカステラが買えます。
芋ようかんは↓で買えるようですね。
http://www.rakuten.co.jp/kioskgift/
って配送可能地域外でしたらスミマセン

投稿: Beep | 2009-01-18 18:49

え、、舟和の芋ようかんが関西では食べられないなんて知りませんでした。品川駅では、売店で売っているくらいなのに。
ちなみに、バラ売りでなくても、芋ようかんだけのパックをよくかっていました。
あんこ玉は、仙太郎の老玉が関西で作られているので、関西でもおなじようなものを売っているのだと思いました。
芋ようかんがお好きでしたら、満願堂のイモきんつばをお勧めします。東京駅の大丸の地下で買えます。

投稿: 麻酔科医 | 2009-01-18 19:41

はじめまして。よくお邪魔してブログを読ませていただいてます。
今回のお話で、山岸凉子の「恐怖の甘い物一家」を思い出してしまいました。
著者も北海道の出身だったはず。北海道ではおはぎだけで主食にしてしまう地域なのでしょうかw
ttp://www.amazon.co.jp/%E3%83%A1%E3%83%87%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%82%B5-%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E5%B0%91%E5%A5%B3%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E9%A4%A8-%E5%B1%B1%E5%B2%B8%E5%87%89%E5%AD%90%E6%81%90%E6%80%96%E9%81%B8-%E5%B1%B1%E5%B2%B8-%E5%87%89%E5%AD%90/dp/4257981792

投稿: sa | 2009-01-18 23:10

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