「マスコミたらい回し」とは?(その135) あの「ネット君臨」取材班責任者だった花谷寿人支局長率いる毎日新聞さいたま支局の平野幸治記者(埼玉東支局長)、兄の主治医を質問攻めにして「小さな親切、大きなお世話」→平野幸治記者が『サンデー毎日』時代に書いた癌治療に関する記事には誤報とする批判あり
毎日新聞さいたま支局に配属されている記者諸氏は、これまでもこの
「マスコミたらい回し」とは?シリーズ
に恰好のステキな記事を提供してくれている。
2008-10-26「マスコミたらい回し」とは?(その131)毎日新聞埼玉支局の桐野耕一記者「妻が妊娠9カ月なのに、何かあったら心配」奈良県南部の産科を絶滅に追い込み、全国の産科崩壊を助長したのは毎日新聞奈良支局だから文句はそっちに言ってね
2008-11-26「マスコミたらい回し」とは?(その132) 産科医療破壊の旗振り役毎日新聞の埼玉支局稲田佳代記者が見せる麗しい同志愛「NICU作って、スタッフ足らず」と報道 元より東京頼みの埼玉で周産期医療センター稼働せずだが、埼玉の周産期医療の崩壊振りは公知の事実
なんたって、埼玉支局長は、あの
花谷寿人記者
なのだ。
2008-03-28「マスコミたらい回し」とは?(その116)医療破壊報道の毎日新聞人事異動『医療事故が止まらない』著者で「ネット君臨」の責任者花谷寿人記者と「大淀病院産婦死亡事例」報道の砂間裕之・大阪本社社会部兼科学環境部デスクがご栄転
花谷寿人記者と言えば
毎日新聞が2007年年頭に満を持して連載を始めて、大炎上した「ネット君臨」取材班の責任者
でしたっけ。上記記事にも引用したが、「ネット君臨」の前打ち「発信箱」の記事で
記者が「素人に逆取材されるのを恐れる」
姿勢が、既存マスコミ人の馬脚をあらわしていた。
で、その花谷寿人支局長率いるさいたま支局の平野幸治記者が、こんなコラムを書いている。
記者日記:医師の説明 /埼玉「もう一度、一から説明しましょうか!」。医師は突然、声を荒らげた。昨年末、兄が大病をした。治療法の説明の場に私も同席し、質問しまくった。もちろん面白半分にではない。学会のガイドライン本(書店でも買える)を読み、病状の微妙な差によって治療法も違うことを知っていたからだ。
だが、医師は「そんな細かいところまで聞いてきたのはあなたが初めてですよ」などと繰り返し、明らかにいらだっていた。揚げ句に、私が「念のため確認しますが……」と治療法のある細部についてたずねた途端、冒頭のようにキレてしまったのである。
私はひるまず質問し続けたが、こうした場面に慣れていない人なら黙ってしまっただろう。医師と患者・家族を隔てる「壁」はまだまだ高いと痛感した。申し添えておくと、医師はその後も献身的に兄を診てくれた。【平野幸治】
毎日新聞 2009年2月6日 地方版
最後の一文をわざわざ書いてお兄さんの主治医の顔を立てようとしても
医師の平野幸治記者に対する「印象」は変わらない
と思いますがね。むしろ
こうしたマスコミ特権を振りかざした特定の医師への「公開リンチ」によって更に傷ついている
と思います。だって
お兄さん
なんでしょ? たぶん同姓のお兄さんだと思いますので、どの患者さんの話かは、病院内では割と簡単に特定されていることでしょう。当然、
毎日新聞の平野幸治記者記者に延々と質問された先生って誰でしょうね?
と、近隣の病院では話題になっているかと存じます。ま、埼玉県内の病院でないことを祈ります。
ええと、平野幸治記者にお尋ねしますが
ガイドライン本に書かれた「知識」の方が、「治療に携わる医師の経験や技量に勝る」
ということですね? 要するに
医師という高度な専門教育を受け、就業後も日々新たな医学知識を身につけて、治療に当たる専門職の治療方針
よりも
本屋で買った本を読んで、「質問する新聞記者の知識の方が信頼できる」
ということですか。
ということは
病院では、例えば医師よりも「看護師さんから聞いた話ですが」という方を信じる
ってことですかね? よくいますよね、
親戚に看護師がいて、「その治療法はオカシイ」と言われた
と、主治医に噛みついている「患者さんの家族や親族」の人たち。
1歳半から病院にお世話になっているプロの患者の立場から申し上げて
こうした「家族や親族の親切」
は、
医師と患者さんとの間の信頼関係を損なう
ことはあっても
治療にプラスになることはない
と断言できます。もし、どうしてもその治療が気に入らないのだったら、お兄さんを説得して、主治医に紹介状を貰って転院すればよろしい。たぶん
「マスコミたらい回し」
の例に準じて、お兄さんにも丁寧な紹介状を主治医の先生は書いて下さったことでしょう。
病気を治すのは患者さんで、「家族でも親族でもない」
のです。だいたい、難しい病気の治療の時は
患者さん本人が「治療に揺るぎない信念を固め、医師に全幅の信頼を置く」
ことが大事です。それを外野がやいのやいの言って、治療の効果を薄めるのは、
単なる自己満足
でしかないでしょう。だいたい
人間は治らないと思ったら、治療効果は薄れる
と思いますがね。
絶対に治せる、この先生の治療を受けて、共に戦う
という気持ちがある患者さんと
この治療でいいのかどうしようかと迷う
患者さんとでは、治療効果に差があったとしても不思議はありません。
人間の身体は一つとして同じ物はない
のですから、
心理的なポジティブさを失う
のは、治療に対しては百害あって一利なしでしょう。しかも、それが
他ならない血を分けた親族の「アシスト」
なのですから、こういうのは
小さな親切、大きなお世話
ということになりますね。ま、主治医の先生が、お兄さんのために堪え忍んで下さって良かったですね。速攻で、
では、そちらで治療法を選んで下さい
とか
こちらでは残念ながら対応できませんので、他の先生をご紹介いたします
と言われても、不思議ありません。たぶん
病院のたくさんある首都圏での話
なんでしょうね。北海道の病院でこれをやったら、手遅れで命取りになります。病院のたくさんある場所で良かったですね。ま
病院の選択肢がある贅沢な立場の人間の驕り
としか見えません。
地方で「搬送受け入れ不能」が少なく、首都圏や大阪で多いのは「選べる病院がたくさんあるから」
というのと、同じ理屈です。
続き。
ところで、この記事が何故書かれたかということについて、恐らく新聞記者と思われる人物がこんな指摘をしている。
新聞記者辞めたやつらの転職活動・20面目スレッドより。
607 :名無しさん@引く手あまた:2009/02/06(金) 17:45:16 ID:8jDdWgml0
【コラム/毎日】医師の説明に質問しまくったら逆切れされた。医師と家族とを隔てる「壁」の高さを感じた。
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1233890365/侮日はほんとエゴイストとクズばかりだな。
608 :名無しさん@引く手あまた:2009/02/06(金) 19:27:17 ID:rB4xnnjVO
支局にいる若手(かどうか知らないが)は、
上に引っ張り上げてもらうために多少の無茶はする(させられる)。
お兄さんが一番迷惑してるだろうな。
口の上手い(性格の悪い)デスクがいて、酒の席でちょっと話したら、
「お前、それを原稿に書け」と、脅かされたじゃないや、そそのかされたのかもしれない。
「ここ溝じゃなくて壁の方がいいぜ」とか勝手に直されて。
新聞を読んだ兄さんがショックを受けてるだろ。
母ちゃんが乳癌にでもなったらデスクが、
「よーし、売れ売れ、母ちゃんの闘病記売れ」ってにじり寄ってくる。
表現方法は、多少違って「○○君、君サツに張りついててもロクな原稿出してこないから、お母さんの看病日記を書いて出してくれればいいから。その方が読者も喜びし、僕も出世できるから」。
ちょっと、違うな。
「○○君、君のお母さん乳癌で入院してるんだってな。サツ担は△△君に代わってもらうようにしたから、
君はお母さんの看病に専念しなさい。ただ、本社がいろいれ言ってくるかもしれないから看病している君の日記を出稿しようじゃないか」。
おまえらがエリートとか言うけど、実際にはこんなもんだ。
鵜飼いの鵜、当たり屋の子供、技術が無いからマナ板ショーに出される新人ストリッパー。
その内、やり手ババアになって新人をこき使って楽ができるようになる。
デスクって呼ばれるけど、この世界では。
チケット屋担当の記者の方が、俺はまだいいね。
無機質な仕事を淡々とこなして暮らしたい。
頭突きでトイレのドアを割ったりする奴までいるからさ。
こみあげてきて、堪らなくなっちゃうらしいよ。
動いてるエレベーターの中で飛び蹴りして緊急停止させちゃったり。
密室で1人になるとフラッシュバックが起こるみたいだ。
うらやましいか、こんな境遇が。
生保の外交員と近いかもな。
嫌われちゃうし、嫌われるの承知で勧誘しなきゃ怒られる。
大失敗だよ。
人生最大の失敗が就職だったよ。
なるほどね。
花谷支局長の好きそうな題材と見て、さいたま支局のデスクが平野幸治記者に書かせた記事
だとすると、なかなか趣深いものがありますな。
(追記 3:00)
平野幸治記者は
埼玉東支局長
であることが判明。
埼玉・第9回マイスポカップ争奪少年野球大会兼第30回記念くりくり少年野球選手権大会決勝・閉会式
ということは、デスクに要求されたと言うよりも
自分でネタを出して載せた
ってことじゃないのかな、たぶん。
(追記終わり)
こちらは
CCU(Coronary Care Unit 冠状動脈疾患管理室)に入院していた元新聞記者
のお話。
621 :名無しさん@引く手あまた:2009/02/07(土) 09:40:45 ID:N2sPTlaO0
以前、CCUに入ってた元ブンヤがせん妄状態になったことがある。
『こんなチューブは抜け』から始まって(ここまではよくある)、『厚生事務次官の○○とは知り合いだか ら、行政指導する』とか、『県警本部長の××とはツーカーだから、君らはじきにお縄だ』とか、まあ、出るわでるわ...。
『厚生省がどう言おうが、警察が来ようが、私はあなたの病気を治すために必要なことをします』って言ったら、狼狽してたなあ。権力を監視するとか、エラそうなことほざいてるけど、結局、会社の肩書きがなくなると、この程度の奴なんだって思ったね。
CCUに突っ込まれていた、ということは
長年の不規則でアルコールやタバコと滅茶苦茶な食事などの続く記者生活で心臓をやられた
ってことね。ま、
マスコミ関係者は心疾患とか脳疾患とかの多い職種
だと思いますがね。身体にいいこと何もしてないからな。いくら
知り合いの厚労省や警察のエライさん
に頼んだって
CCUの治療が中止されるわけもない
って、理解できないですかね。それとも608さんのいうところの
一種の閉所恐怖症から来たパニック
ってことかな。職業病ですな。CCUから出たら死ぬのだけどな。
自分のわがままが通らないなら、死んだ方がマシ
ってことですかね。小児病棟の子ども達の方が、よほど自分たちの病に対する心構えがりっぱだと思うよ。
今回のこのコラムで
平野幸治記者の令名も医療界に鳴り響いた
ってことになりますので、以後は、さぞかし鄭重な診療を受けられることでしょう。たぶん、紹介状を書いて、上位の病院にご紹介コースかな。是非
日本の医療費削減政策に逆行する不用な濃厚治療コース
を、マスコミ特権で享受なさっていただきたいものです。実際
「マスコミたらい回し」こそがマスコミ人の特権
と思っている方もいらっしゃるそうで。【コラム/毎日】医師の説明に質問しまくったら逆切れされた。医師と家族とを隔てる「壁」の高さを感じた。スレッドより。
347 :名無しさん@九周年 :2009/02/06(金) 12:53:38 ID:088NkjSl0
こちらから聞いてもいないのに『○○新聞の記者』と名乗ったり、問診表には職業欄がないのに『○○新聞記者』と欄外に記入したり、
全く世話した記憶無いのに、時間外の電話口で『いつも御世話になっています。○○新聞ですが』 と、上級医の診察を要求したり、、
新聞記者様って別格ですね。特に、大毎日新聞記者様は!
上級医の診察を要求するんだから、
上位の病院への紹介状
は、最も望むところなのでしょう。
おまけ。
このコラムは掲示板で大人気で、ただいま絶賛5スレ目に突入。
【毎日新聞】医師の説明に質問しまくったらキレてしまった 医師と家族とを隔てる「壁」の高さを感じた 埼玉支局・平野幸治★5
更におまけ。平野幸治記者がサンデー毎日時代に書いた癌治療に関する記事について、誤報であるとして、次のような批判がなされている。「がん患者のあきらめない診察室」より。
<サンデー毎日の記事 術後化学療法が無効であるという記事は本当か>2005年5月29日発売のサンデー毎日に大変いい加減な記事が掲載されました。
記事を書いた記者は平野幸治記者という方です。どこが間違いか?
(勿論固形がんの場合には<手術>という選択肢もあるわけだが、少なくても術後の化学療法は乳がんを除いて気安めと言うことになる。何ともショックではないか)という文章です。
私も大変ショックを受けました。週刊誌の記者が間違いの記事を書いて週刊誌発売部数を伸ばして売り上げをあげようとする利益重視の売らんかなと言う姿勢にあらためてショックを受けました。NHK,読売新聞、産経新聞、日経新聞などのマスコミがが様々な考えがあるにせよ、がん患者のために有益な情報を提供しあるいは番組作成などしているの比べてこのサンデー毎日平野幸治記者の行動は同じマスコミ関係者と到底思えない行動です。もし意図的に間違いを書いたつもりがなければ速やかな訂正をお願いしたいと思います。
(以下略)
さらに続き。
新聞記者などマスコミ人の病院での振る舞いについてのご意見。【コラム/毎日】医師の説明に質問しまくったら逆切れされた。医師と家族とを隔てる「壁」の高さを感じた。スレッドより。
258 :名無しさん@九周年 :2009/02/06(金) 12:45:33 ID:Txth9f8D0
新聞記者って「おい、オレは新聞記者だぞ!書いてもいいんだぞ!」とか言って歯医者でも順番守らないよね282 :名無しさん@九周年 :2009/02/06(金) 12:47:52 ID:Txth9f8D0
■まず、新聞記者は病院診療所で順番守れ■いまどき「オレは○○新聞の記者だ。書いてもいいんだぜ?」と恫喝して割り込みするのは
新聞記者だけ302 :名無しさん@九周年 :2009/02/06(金) 12:50:07 ID:Txth9f8D0
>>278
> 一方的に記者の主観で書いてるからな
> 医師がいらだったのは記者に問題があるんじゃないか本当だよね。
■まず、新聞記者は病院診療所で順番守れ■
いまどき「オレは○○新聞の記者だ。書いてもいいんだぜ?」と恫喝して割り込みするのは
新聞記者だけ順番どおり待ってる新聞記者なんて見たことないわ。特に社会部記者
なんで新聞の売り上げが落ちているかというと、こういう
マスコミ特権を振りかざす人間が記事を発信している
ことを、皆が知ってるのもその原因の一つだろうな。
で、なぜ、質問をされた先生が気分を害したかというと
記者特有の不躾な質問の仕方を、治療して下さる先生に意を尽くして尋ねるべき「患者の家族」の立場でも変えなかったからじゃないのか
というご意見が。
478 :名無しさん@九周年 :2009/02/06(金) 13:04:57 ID:sCHwhcTs0
質問の仕方が医師に対する敬意と配慮を書いた「記者形式」だったからだろ。
報道記者にありがちな不思慮で形式的な最小限の敬語で何でもかんでも突っ込まれたら医者でなくてもうんざりする。マスゴミ記者の「とことんまであばく」姿勢は彼らの仕事を通じて徹底的に仕込まれる。
このコラムを書いた彼は仕事とプライベートで質問の仕方を切り替えられなかったから医者を苛立たせた。
ただそれだけのことを「医師と家族の壁」と捉え、読者に暴露する事の高慢さ。
ま、高慢なのは
毎日新聞記者の職業病
のようですから、仕方ありませんね。
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コメント
患者さんに死亡などの重大な問題が生じたとき、
相手は患者さんじゃなくて遺族、家族だからな。
といつも研修医に言っております。
私だったら徹底的に防衛医療に走りますよ。
投稿: nyamaju | 2009-02-09 17:12