中川昭一財務・金融大臣、結局辞任(その4)G7の「疑惑の会見」前にイタリアンレストランにつきあった一部の女性記者とは(続)
さて、
中川昭一前財務・金融大臣とG7の「疑惑の会見」直前にイタリアンレストランで会食した女性記者
に関する続き。
とりあえず
女性記者
と性別が明記されているので、同行記者団の内、
署名記事がある、もしくは同行したのが明らかになっている女性記者2名
が分かったので、資料として、その記事を揚げておく。
まず、日テレの原聡子記者。
日テレ24より。G7終了直後のローマから原聡子記者が中継で解説している。字幕は青字で。
魚拓があった。
http://s04.megalodon.jp/2009-0218-1748-38/www.news24.jp/129136.html
G7閉幕、世界経済の課題は?記者が解説<2/15 1:23>イタリア・ローマで開かれていたG7(=先進7か国財務相・中央銀行総裁会議)は日本時間14日深夜に終了し、経済成長と雇用確保のためにあらゆる手段を尽くすことを確認した。世界経済の悪化に歯止めをかけられるのか、経済部・原聡子記者が解説。
(以下略)
ブルームバーグの下土居京子記者。
ローマからの配信記事。
魚拓。
http://s04.megalodon.jp/2009-0219-0050-16/www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003017&sid=azihmWmF4Ng0&refer=jp_news_index
財務相:補正予算関連法と来年度予算の成立が最大の景気対策(2)2月14日(ブルームバーグ):中川昭一財務相兼金融担当相は14 日午後(日本時間同日深夜)、7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7) 閉幕後の共同会見で、G7共同声明で大規模な追加的財政刺激策と金融 政策を合わせた各国の景気回復に向けた効果が強調されたことを受け、 「1日も早く今年度補正予算関連法案と来年度予算案を成立させること が最大の景気対策になる」との認識を示した。
会見に同席した日本銀行の白川方明総裁は、日本をはじめ米国や英 国の中央銀行が社債やCP(コマーシャルペーパー)の買い取りなど踏 み込んだ政策を実施、検討していることを挙げ、「特定はしていないが、 こうした政策が適切であるとの評価があった」と述べた。
中川財務金融相は日銀が政策金利を0.1%に引き下げた上で、CP の買い取りや銀行保有株式の買い入れ検討などの対応策を相次いで打ち 出していることについて「高く評価したい」と強調。政府として今年度 補正予算と来年度予算を切れ目なく執行することで、財政と金融の両面 から景気の下支えに取り組む考えを示した。
中川財務金融相はまた、米議会で7870億ドル(約72兆円)の景気 対策法案が可決されたことを受け、米国に対し「早く適切な財政出動を やってもらいたい」と要請したことを明らかにした。一方で、米国側か らは日本の財政政策についての発言はなかったという。
為替問題では、「急激な変動に対しては各国が協調して対抗しなけれ ばならないという文言を共同声明に明記した意義の大きさを考えていた だきたい」と語り、日本を含む各国経済のファンダメンタルズ(基礎的 諸条件)とかけ離れた市場の動きを強くけん制した。
共同声明では「中国の財政措置と柔軟な為替レートへの移行」が人 民元の実効ベースでの増価と中国経済や世界経済全体の成長促進に寄与 するとの考えが示された。これに対し、白川日銀総裁は「シングルアウ トして中国経済に期待するという議論はなかった」と説明した。
18、19の両日開かれる金融政策決定会合について、白川日銀総裁は 「経済の現状、金融の現状について大変厳しい認識を持っている。前回 の会合以降のデータを踏まえて議論してきたい」と述べるにとどめた。
記事に関する記者への問い合わせ先: ローマ 下土井京子 Kyoko Shimodoi kshimodoi@bloomberg.net
更新日時 : 2009/02/15 02:30 JST
なお、下土居京子記者は、
中川昭一前財務・金融大臣辞任記事の配信
もしている。
魚拓
http://s01.megalodon.jp/2009-0219-0053-27/www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003009&sid=a8uXdduYurrQ&refer=jp_home
中川財務金融相が辞任、後任は与謝野氏兼務-麻生政権に大打撃(5)2月17日(ブルームバーグ):7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G 7)閉幕後、もうろうとした状態で記者会見を行った責任を取って辞任 表明した中川昭一財務相兼金融担当相は17日夕、首相官邸で麻生太郎首 相に辞表を提出、受理された。中川氏が官邸で記者団に明らかにした。
これを受けて麻生首相は与謝野馨経済財政政策担当相を中川氏の後 任に充てることを決めた。首相が官邸で記者団に語った。支持率低迷に 苦しむ麻生政権にとって、重要閣僚の辞任は大きな打撃だ。首相は自ら の判断について「体調などご本人が熟慮した上での決断だと思うので、 その意思を尊重したい」と指摘。与謝野氏を後任に選んだ理由について は2009年度予算案が審議中であることを挙げた。
中川前財務金融相は辞表提出後、財務省内で記者会見し、辞任時期 を早めた理由について野党が参院に問責決議案を提出し、徹底抗戦の構 えを見せたことなどを挙げ、「予算・関連法案の1日も早い成立が困難に なると判断した」と説明した。後任として兼務が決まった与謝野経済財 政政策担当相については「はるかに優秀で経験もある。非常に心強い」 との認識を示した。
中川前財務金融相は、前週末にローマで開かれたG7後の記者会見 でろれつの回らない状態で記者会見に臨み、各国のメディアで酷評され た。野党は国際舞台で閣僚としての職責を十分果たすことができなかっ たとして強く批判。民主党など野党は17日午後に参院へ財務金融相の問 責決議案を提出した。
問われる任命責任
昨年9月に発足した麻生政権での閣僚辞任は、組閣からわずか5日 目に辞任した中山成彬前国土交通相に続き2人目。首相の盟友で内閣の 要である中川財務金融相の辞任表明で、麻生首相が任命責任を問われる のは必至の情勢。
自民党内では小泉純一郎元首相が12日夕、郵政民営化に関する麻生 首相の一連の発言について、「怒るというより、笑っちゃうくらい、ただ ただあきれている」と述べ、痛烈に批判したばかり。これに盟友である 中川氏が辞任に追い込まれたことで首相をめぐる政治状況は厳しさを増 す。
政治評論家の浅川博忠氏は財務金融相の辞任表明について、「麻生政 権への影響は極めて大きい。首相の任命責任が野党から追及される。先 週の小泉発言で半ば死に体化した麻生首相がますます窮地に追い込まれ る。結局、その先には、予算成立後に麻生退陣。麻生氏での解散はこれ で完全に消えていったと見るべきだ」との見方を示した。
慶応大学の小林良彰教授は「問責を提出したら辞任、ということで、 民主党に判断を投げた。自ら辞任を表明することで、中川氏は自分を救 った。しかし、麻生総理は中川氏に対して辞任要求も厳しい叱責(しっ せき)も行わなかったことによって、ダメージを受けた。安倍内閣より も『お友達内閣』の印象を強くし、支持率を下げるだけだ」と語った。
続投宣言から一転
中川前財務金融相は同日午前の会見では、「体調が非常に優れず、関 係者に迷惑を掛けたことをおわびしたい」と謝罪。その上で、「与えられ た仕事を一生懸命やっていくだけだ」と、続投する考えを示した。
その後、同日昼すぎの緊急会見では、国会で審議中の来年度予算・ 関連法案と今年度2次補正予算関連法案が衆院を通過した後に、辞表を 提出する考えを明らかにしていたが、連立与党を組む公明党の北側一雄 幹事長が即時辞任を求める報道が伝わるなど、与野党内から即時辞任要 求が高まっていた。
記事についての記者への問い合わせ先: 東京 下土井京子 Kyoko Shimodoi kshimodoi@bloomberg.net 東京 伊藤辰雄 Tatsuo Ito tito2@bloomberg.net
更新日時 : 2009/02/17 21:06 JST
原聡子記者と下土居京子記者が
G7の「疑惑の会見」直前にイタリアンレストランで中川前大臣と食卓を囲んだ女性記者
の1人でないことを祈るよ。
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