中川昭一財務・金融大臣、結局辞任(その7)記者クラブ制度の腐臭 財務省に「名前を言わないでくれ」とバックレているマスコミの記者はどこの誰?
2009-02-19 中川昭一財務・金融大臣、結局辞任(その6)民主党に出入り禁止処分を食らった財務省の玉木林太郎国際局長「中川前大臣が自らワインを注文、同席したのは読売新聞記者」と衆院予算委員会で答える→追記あり
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2009/02/6-2630.html
の続き。
毎日新聞は
中川前大臣との1日目終了後の懇親会にも、G7の「疑惑の会見」直前の「イタリアンレストランでの会合」にも自社の記者は参加してない
と明言した。
で、今日は
朝日が一日目終了後の懇親会には出てないと明言
している。
検証ローマの2日間 もうろう会見までに何があったのか2009年2月20日10時33分
(略)
財務省幹部と打ち合わせ後の午後10時40分ごろから、中川氏が記者4人を呼び、宿泊先のホテル内で翌日午前0時半ごろまで懇談。中川氏はジントニック3、4杯を飲んだ。中川氏と麻布中・高校の同級生でもある財務省の玉木林太郎国際局長も加わった。
19日の衆院予算委員会で、玉木局長は「私が部屋に入った時、4名の記者が大臣と懇談していた。男性2名、女性2名。記者に所属の公表について確認をお願いしているが、2名は公表を控えてほしい、と。1名からはまだ回答が届いてない。1名は読売新聞の記者」と明らかにした。この席には朝日新聞記者はいなかった。
(以下略)
ということで、4人の記者(男女各2人)の内
読売新聞の越前谷知子記者
は決定しているのだが、
残る女性記者1人と男性記者2人はバックレ中
である。
読売の場合、事が大きくなる前に自社サイトから越前谷知子記者の画像と情報を消しまくっていたから、今更、バックレると余計にややこしいことになる。
越前谷知子記者は、翌日の
G7の「疑惑の会見」直前の「イタリアンレストランでの会食」
にも同席した。
昼食には、玉木局長ら職員3人と政務秘書官、通訳、旧知の知人に加え、前夜に懇談していた読売新聞の女性記者が同席。この場でも酒が出された。「大臣がワインを注文した。レストラン側からこのボトルでいいかと聞かれ、大臣がそれでいいと言った。大臣は口をつけた程度の飲み方しかしていない」「読売新聞の記者は取材で近寄ってきて、時間がないので入ってもらった」(19日の衆院予算委員会の玉木局長答弁)
読売広報部の言い分。
読売新聞東京本社広報部は「記者は携帯電話で原稿の問い合わせに応じるなど数回にわたり席をはずし、中川氏が飲んだところは見ていない」と説明している。記者はワインを飲んでいないという。
さて、中川前大臣の同行記者団だが、普段、
一般市民のことは平気で所属も氏名も報道する
くせに
自分たちが一転して「報道される立場」になったら「拒否」
ですか。大抵の方がそう思っているだろうけれども、
記者クラブ制度の弊害
以外の何物でものない。
身内は徹底して守る
ってことね。一体これのどこが
ジャーナリズム
なのか。
バックレている可能性のある同行記者の所属先は
新聞 日経・産経
通信社 時事・共同
テレビ NHK・日テレ・TBS・テレ朝・フジ・テレ東・ブルームバーグ
辺りか?
財務省も、名前と所属くらいさっさと公表しちまえばいいのにね。それとも
財務省に有利な報道姿勢を保っているメディアの所属記者だから、今後の付き合いもあるし「伏せる」のが「省益に叶う」と判断
したのか?
G7の会見時、誰も中川前大臣の「体調不良」を突っ込まなかったのは
同行記者団が「いつものことだと見逃したから」
という説もある。だとすれば
日本の国益を損なう行為に「記者クラブが進んで荷担した」
ってことですな。
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