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2009-02-22

新聞購読料≒低額掛け金の医療・損害保険

TVを付けると
 低額掛け金の医療保険のCM
がバンバン流れている。大体のウリは
 月額保険料の手頃さ
だ。
おおかたが
 4000円前後の価格を全面に押し出している
のが印象的だ。
これら低額掛け金の医療保険がどれだけ実際に役に立つかは別にして
 CMは、「生活の安心」を守る魔法の保険
という売り方をしている。
一部の「医療保険に見えるが実は損害保険」という保険については以下に。
 「誰でも入れる」保険の真実(上)2008年7月1日

さて、
 月額4000円前後
というと
 新聞購読料(朝夕刊セット)とほぼ等しい
わけだ。

これまでマスコミは
 この手の低額掛け金の医療保険広告
をたくさん扱ってきた。いまや
 新聞購読料を取るか、「生活の安心」を取るか
と聞かれれば、可処分所得が少なくなる一方の一般家庭で、一番最初に切られるのは
 新聞購読料
だ。
もちろん、
 低額掛け金の医療保険
だって、安穏としてはいられない。最近見るパターンのCMには
 毎年保険料の見直しがあるからムダがありません
なんてのもある。どこの世界に
 毎年新聞購読料の見直し
があるだろうか? 高止まりで、情報はネットより遅い。しかも
 後期高齢者をターゲットに文字を拡大したから情報量が減った
のである。
 だったらネットサーフィンして、必要な情報を自分で収集した方が速い
ってことだ。
若年層にとっては
 新聞は魅力のない媒体
になった。
高齢者にとっては
 先が見えない経済危機では、切れるところから切り、「生活の安心」は守りたい
という気持ちが強い。

どこにも新聞が今のビジネススタイルで生き残れる道はない。
残るは
 ネットの情報を「有料化」する
か、
 新聞社の「高給体制」を見直して、人件費を圧縮する
かだろうな。
もっとも
 ネットの情報を「有料化」
したところで、早晩、
 値崩れが起きる
のは目に見えている。テレビなどで代用することが出来る、あるいは
 携帯の情報サービスに付随している
ものを、わざわざ有料化しても、どのみち適正な価格でなければ、見捨てられる。で、それはたぶん
 経営陣が考える「価格」よりも遙かに低い
だろう。

今のところ
 新聞購読料の「敵」の広告をせっせと載せている
ってのが、新聞のビジネスモデルの救いがたい部分かも知れない。
 新聞に載っている広告だから「安心」
という印象が、ある一定の年齢以上の人にはある。

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