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2009-02-09

名刺が切れる

海外出張を前にして、名刺が切れた。

普段、両面印刷の名刺を使っている。表が日本語、裏が英語だ。
用紙は、海外の研究者と名刺交換することも少なくないので、日本らしい素材として和紙の鳥の子が多い。ただ、前回に急ぎで発注したときは、街の印刷屋では納期が間に合わず、ネットの名刺屋を探したのだが、和紙名刺で鳥の子を扱っているところが少なく、しかもえらく高かったので、別な紙にした。

今回、また検索してみると、鳥の子の名刺をオンラインで扱っているところが増えた。街の印刷屋が生き残りを賭けて、オンラインに移行したところが結構あるように見受けられる。
少量・注文生産は、ネットショップの得意技ではあるが、価格競争が激しい。

鳥の子の耳付き名刺をモノクロ両面印刷で100枚注文すると、近所の印刷屋の見積もりではだいたい1万円前後になる。近場でオフセット印刷だとこの値段だ。活版だと2万円になるが、これは京都の印刷屋でちょっと遠いし、さすがに贅沢。
オンラインで注文するなら、送料込みでそれより割安じゃないと使いたくない。近所の印刷屋なら、顔を見ての商売だ。顔の見えない分は、価格でお得感がないとね。

オンラインで鳥の子のモノクロ両面印刷名刺を頼むと、だいたい最低価格が送料込みで6000円からだ。
中には
 普通名刺を注文しないと、特殊用紙は注文できない
というところもあり、こうしたところは外す。

現在、見積もりを掛けているところ。
ただ、街の印刷屋のネットショップは、人手の関係だろうと思うが、回答がのんびりしてたりして、そこがちょっと難点。

即日発送・大量印刷をうたっているネット専門のわりと大きな印刷屋は、鳥の子のモノクロ両面印刷を扱ってないところの方が多いので、こうした特殊用紙関連は、ネットに進出して生き残りを図っている街の印刷屋に頑張って欲しい分野だ。
たった1枚の名刺で、海外の人に日本について興味を持って貰えるという点では、鳥の子の名刺には、相当なインパクトがある。

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コメント

独立して商売してると、名刺も自分で刷る訳で、1枚数十円のコストがかかっていることを実感しますよね。
会社勤めの名刺配るのが商売、みたいな人に「名刺くださいよ!」なんて明るく言われると、ま、顔に出てるんだろうなぁ、、、(苦笑)

投稿: ttanabe | 2009-02-09 13:06

ttanabeさん、どうもわたしの業界では、自腹名刺が結構多いです。支給の名刺って裏表印刷じゃなかったりして、外国の方には渡しにくいってのもあるし、学位の明記がないとか、いろいろ不便なもので。

投稿: iori3 | 2009-02-09 13:18

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