東大寺二月堂修二会(しゅにえ=お水取り)第二日@3/2
昨日より30分ほど遅く出る。
二月堂南の石段下でお松明を待つ。
貴重な文化財が燃えたりしたら大変。
消防担当が事前に水を撒いておく。
今日の警備の方は、話の面白い優しい方で、石段に落ちたお松明の燃えさしを拾って、参拝者に分けて下さった。
石段下は二月堂の西南隅で、最後に激しくお松明を振る見せ場がある場所だ。
今夜は比較的風が強く、燃えさかる火の粉は、南へ流れていった。
二月堂の北側にある茶所(休憩所)の中に貼ってあった、今年の練行衆の名簿。
和上・大導師・咒師・堂司への道は長い。
一番左の処世界は、初夜の勤行の前に上堂して、準備をし、残る10人の練行衆を待つ。
お松明は上堂する練行衆の足元を照らす明かりだ。だから普段は10本上がる。
今年の処世界は「新入(しんにゅう)」なので、明日三日に一度だけ声明の先導をする「時導師」を勤める。その時は「称揚」という省略のない声明になる。昨年は新入が二人いらしたので、三日と四日に分けて、時導師を勤めた。産経にその時の記事がある。
東大寺二月堂修二会 新入2人が時導師の大役 幸祈る声明を先導 2008.3.6 02:20
今日使われたお松明が、練行衆が上堂する北の石段下に立てかけられていた。
東向商店街で修二会の間行われる「飴湯の接待」は夜7:30〜8:30の間。
拝観で冷えた身体が温まる。いつもありがとうございます。ご馳走様でした。
| 固定リンク
コメント