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2009-03-04

東大寺二月堂修二会(しゅにえ=お水取り)第三日@3/3

雨が降りしきる中でのお松明。

0920301

雨は四本目のお松明が上がる頃から、本降りになった。傘無しでは辛い。

雨でも、お松明の火が消えないように、工夫がされているのだろう。恐らく、杉葉にしませる油の量を増やしているのではないかと思う。
雨の日のお松明は、残りなく、よく燃える。お守り用に、お松明から落ちた杉葉を拾いに来る人たちにとっては、残念かも知れない。
雨のおかげで、お松明から落ちた杉葉は、すぐに火が消えるのだが、多くは燃え尽きて灰になっているようだ。

今夜は、今回の修二会で一回だけ新入が時導師を勤める。

東の局でしばらく聴聞。
上七日は、東の局の格子越しに、内陣を覗くことができる。内陣で勤行を重ねられる練行衆の姿が、燈明の暖かい色の明かりに浮かぶ。
差懸をリズミカルに踏みならして、練行衆が内陣を廻る。
堂内に満る声明。
時に咒師が振り鳴らす鈴の音。
日本の宗教音楽である。
今年の練行衆は、声の美しい方が多い。

雨で身体が冷え切っていて、宝号の始まる前に退出する。
正面に回って、蝋燭一丁を献じようとすると、中から
 南無観世音
という宝号を唱える声が微かに聞こえてきた。お松明の後、しばらくすると、二月堂正面の西の局の外側の木戸はすべて閉め切られる。

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