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2009-03-24

NHK連続テレビ小説「だんだん」先週土曜日は「マクロス展開」だったが、最終週では人間国宝登場(ネタバレあり) →自転車に乗る石橋・めぐみって「ちゅらさん」かよ

台湾では
 NHK総合・BS1・BS2
がホテルで見られたので、なぜか「だんだん」は所々見ていた。時差が1時間あるので、ちょうど起きる時間くらいに「だんだん」が始まっていた。

で、先週土曜日に
 いのちの歌を聴いて、ステージ3の膵頭癌の初枝ばあちゃんが治療を受ける気になって、奇跡的に癌が小さくなる
という
 歌の力がエネルギー
って
 どこの「マクロス」
って話だったわけだけど、今週は
 人間国宝が今日火曜日から出る
そうで。
膵臓癌に関しては、先日亡くなった叔父も膵臓癌で、肝臓に転移して、治療の甲斐なく亡くなってしまった。
昭和天皇のご病気が膵臓癌で、以後膵臓癌の治療の難しさは知られることになったのだが、
 歌を聴かせれば治った
とでも、いいたいのかね、BKは。

以前から、
 最終週に「ハイジ」の「クララ」展開
がある、とは言われていたが、それが
 寝たきり設定の「人間国宝」が「立ち上がる」
んだそうだ。

昨日は昨日で
 2011年1月
と、いきなり未来へワープしているは、
 美香ちゃんこと元「花香」ちゃんが、いきなりめぐみ弟の嫁に
なっているは、
 面倒な描写は全部カットする「ワープ」描写法
で、すべて済ませる安易な手法で、頭がくらくら。ちなみに
 美香ちゃんの中の人は中学生
である。

で、いつまでたっても
 学習能力皆無のバカ男
としての役割を振られているのが
 タンバリンこと康太
で、
 6年も、祇園にも顧客のある老舗呉服屋に勤めている設定
なのに、
 松江弁が抜けない
というあり得ない話になっている。
 どこの世界に松江弁の店員をそのままにしておく京都の老舗呉服屋がある
って突っ込みは、たぶんBK長沖CDにも、京都在住とかいう脚本家にも届かないだろう。てか
 京都で、高価な商品を扱う難しい客相手の商売で、京都弁を話せない店員は表に出せない
わけで、とっくにクビになっている筈だ。先々週だったか、
 3年目でようやく「着物の柄」の勉強を始めている描写
があったけど、これって、ただのアホの子でっせ。無能は10代なら許されるが、20代後半の大人の男の無能を飼っておけるほど、京都の呉服屋に余力はないだろう。てか、お得意さんに
 あんたんとこのあの店員さんなあ、言葉がどうもなあ
と嫌われて、普通は早々に引導を渡される。

松江弁に関して言えば、
 城下町なのに「待遇表現がない」松江弁
という印象を全国の視聴者に与える脚本で、松江の人が気の毒になった。
たいてい、城下町だった古い町の方言は、周囲の農村地域などとは別な丁寧な待遇表現があるのだが。それとも
 めぐみの家は蜆漁師、康太の家は船長なので、「城下町内部の人とは微妙に文化が違う」人たち
という設定なのか。目上の人に対しても平気で
 けど
を連発するめぐみを見ていると、
 一切の待遇表現ができない不自由な言語「松江弁」
に見えてしまう。

続き。(8:34)
いや〜、前々から
 そのうち「ちゅらさん」のパクリが始まる
とは言われてたんだが、
 石橋とめぐみが自転車で急ぐカット
が入った。これって
 まんま「ちゅらさん」
ではないのか。

ところで、
 寝たきり「人間国宝」桂米朝
の妻役が、「琥珀苑」の須賀さん(正司花江)の姉の正司照枝で、
 知夫里島の方言にはちゃんとした待遇表現がある
描写になっている。松江弁より、知夫里島の言葉の方がよほど丁寧やん。
しかし、正司照枝の演技はさすがですな。受けの芝居がすばらしい。

謎。
舞妓になって3年の節ちゃんは、なぜ洋服で寝そべっているのか。
てか、あんなお行儀の悪いことは、仕込みの段階でおしまいと違うのか。
 舞妓は年が若くてもプロ
だろうが。やはり
 修練を必要とするプロの矜持を舐めきった脚本家の姿勢
は、最終週まで変わりませんなあ。
そうどすか、そんな
 昼間洋服で寝そべっているような行儀悪い舞妓

 よう売れるくらい、最近の祇園のお客さんはいい加減
いうことですか。けっこうどすな。舞妓ちゃん呼んだら、どんだけかかる思てますのやろな。そんな行儀の悪い子の売り上げがええのやったら、お客さんのお行儀も大層ええのんですやろな。人前で不細工なことしたらあかん、いうのは、祇園の舞妓さん芸妓さんの基本ですけどな。祇園の舞妓も、祇園に来はるお客さんも、えらい見下げられたもんですな。

どうもこの脚本
 あれから3年
というナレーションを、竹内まりやに当てる割には
 中の人たちの頭の中は3年間まったく成長してない展開
になっているのが凄い。

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コメント

今日(3/26)、ついに
寝たきり設定の「人間国宝」が「立ち上が」りましたw
しかも、その直前の妻役の「2年も寝たきりで」の台詞もしっかり

本編では桂米朝が介助を解かれて1~2m自立歩行するシーンもありましたが(しかも足元の不安定な牧草地!)、2年も寝たきりになった人間がリハビリなしで突然自立歩行することなど、それが中村俊輔とかイチローでも無理です。国際宇宙ステーションで長期滞在中の宇宙飛行士若田氏が、無重力による筋力低下防止のため毎日相当の時間を筋力トレーニングに費やしていること、それでも地球帰還直後はまともな歩行が困難なことを、BKの面々がご存知であればあの演出はありえません。
それより、百歩譲ってたとえ寝たきり老人が立ち上がって感動したからとはいえ、安易に介助を離してしまう石橋「医師」とめぐみ「介護福祉士・看護師」って・・・間違いなくプロ失格です。実際桂米朝は転んでしまうシーンもありましたが、かなりの確率で大腿骨頭を骨折ですね、実際なら。

投稿: good job | 2009-03-26 09:01

あの方言は出雲弁を元にしただんだんワールド内の創作松江弁であり
実際の方言とは関係のないフィクションですって表示してほしいぐらい酷いもんです

投稿: 地元の人 | 2009-03-28 00:27

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