とっても憂国 こんどは「狼少年」「北朝鮮から飛翔体発射の情報は誤報」政府内の伝達システムに誤り?

昼のニュースを途中で消した後に
　北朝鮮が飛翔体発射
という臨時ニュースが入ったようなのだが、
　先ほどの「発射情報」は誤り
と5分ほど後に訂正が入った。

一体全体、なんだってこんな誤報が全国に流れたのか。

12時台、NHKは連続テレビ小説「つばさ」放映のため12:45までにニュースを終了。
その後、関西では関テレというかフジだけが報道特別番組をやっていた。
で、最初に入ったのは
　アメリカは早期警戒情報を流していない
という事実。
では、どこが
　北朝鮮が飛翔体を発射した
という誤った情報を得たのか。

その後、防衛省前からレポートが入り、
　政府内部の伝達システムに問題があった
とだけ報道された。これから防衛省は、報道各社に誤報の原因を説明するらしいが、
　実際に発射された後に情報攪乱が起きたらどうするんだ
と、思うよね。

実は、今朝ほど、気になるニュースが。秋田で
　飛翔体発射の誤報が流れた
のだ。読売より。

防衛省、秋田に「ミサイル発射」の誤報…１５分後に訂正

　秋田県は、防衛省からミサイルが発射されたとの未確認情報が入ったとして、４日午前１０時５４分、県内各自治体の幹部にメールで「発射しました」と連絡した。
八峰町など一部自治体では防災行政無線を通じて住民に発射情報を流した。しかし、その後、誤報とわかり、午前１１時９分、訂正メールを流した。

　県によると、危機管理対策本部に詰めていた防衛省の連絡員が午前１０時５０分ごろ、県の職員に対し口頭で「４８分に発射されました」と話したが、防衛省に再度、確認したところ、誤りとわかったという。八峰町ではその後、「県の誤報でした。まだ発射されていません」と無線で伝えた。

（2009年4月4日11時44分 読売新聞）

現代において情報戦は、様々なレベルで重要だけど、「情報亡国日本」では、手もなく、情報戦で敗北しそうな悪寒。