足のツボで泣く
元の滑寿(櫻寧)によると、
人間の身体は十二の正経と任脈・督脈の二つの奇経
が重要なのだが、鍼灸治療でも受けてない限り、あまり十四経を意識することはない。
最近、どうも目の調子が悪いので、試みに足の経脈に配されたツボを押してみると
目や首を司るツボがほぼアウト
というか、
軽く触れただけで飛び上がるくらいの痛み
がある。これはいかん。
最初は陰陵泉を押そうとして、あまりの痛さに呻き、次々他のツボを押しても、どれも痛い。
教科書通りのツボの位置で、圧痛点というか、ちょっと触っただけで泣きを見るほど痛いのだから、これでは目が見えなくて当たり前だ。
半泣きになりながら、ツボを押さえて、凝り固まっているのをほぐしている。
ちょっとやそっとでは、治りそうにないけど、内から食事で温めたりしながら、ほぐすしかありませんな。
ここまで痛くなったのは初めてかも知れない。
足は自分で何とかなるが、それではまだ足りない。
自分で自分の背中にあるツボに灸を据えるか、鍼を打てればもっと良いのだが、さすがにそれは無理。
目の回りのツボにも万遍なく鍼を打ったほうが楽になりそうだけど、これは施術者を選ぶ。
せいぜい、自分の手の届く範囲のツボを揉むくらいかな。
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