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2009-05-06

「マスコミたらい回し」とは?(その141)毎日新聞江畑佳明記者の「発熱患者診療拒否」記事の波紋 ただの風邪だとしか思えないのに「新型インフルエンザですか?」一点張りのお悩み患者に「新型インフルエンザは診られません」と答えたのも「診療拒否」に入ってるのか?

この忙しいときに、余計な手間を掛けやがって、と厚労省の担当者は内心怒りに燃えているのではないか。ま、
 毎日新聞としては「話題作り」に貢献したから、江畑記者に「金一封」
だろうな。マスコミなんてそんなもの。
毎日より。よりによって、江畑記者も共同執筆している記事。


新型インフル:発熱患者の診療拒否 厚労省が全国調査へ

 新型インフルエンザへの過剰な反応から、東京都内の病院で発熱しただけの患者の診察拒否が相次いでいる問題で、厚生労働省は5日、実態把握のため各都道府県に聞き取り調査することを明らかにした。厚労省のコールセンターにも同様の相談が寄せられているという。診察拒否をしている医療機関が確認されれば、都道府県に指導を要請する方針。

 一方、東京都の発熱相談センターには4日朝~5日正午の間に、同様の相談や苦情が29件寄せられた。4日朝までの分と合わせると計92件に達し、都感染症対策課は「診察拒否の多い悪質な病院には指導も考えたい」と話す。「父親が新型インフルエンザ発症国以外から帰国したが、診てもらえない」などの声が寄せられているという。【奥山智己、江畑佳明】

まあ
 簡易検査キットもタミフルもない病院で「通常のインフルエンザも診ろ」
といっても、ダメなんだけど、どうするつもりかな、厚労省。

この
 診療を拒否された
と厚労省や都に電話を入れている患者さんの中には、実は
 パニックに陥って正常な判断が下せなくなっている人が含まれている可能性
がある。
実際にこんなことがあったとか。【医療】新型インフル恐れて病院の診療拒否相次ぐ 感染地行ってないのに、友人に外国人がいる、勤務先が空港の理由で拒否も 東京★2スレッドより。


496 :名無しさん@九周年:2009/05/05(火) 20:07:35 ID:yPBC8LMa0
都内某病院勤務の医師だが、昨日の当直
どうみてもただのカゼの40歳代の女性から
(近親者も含めて渡航歴なし、37度前半の発熱、軽度の咽頭痛程度)
電話の冒頭でいきなり、新型インフルかどうか心配だ
と、
なら保健所にと言ったら、すでに連絡していて、
当然のことながら大丈夫といわれたとのこと。
なら、大丈夫なんでしょうと言ったら、
保健所は電話で判断されただけで心配
だと、
新型インフルかどうかの診療はできません、普通のカゼとか普通のインフルの検査や治療ならできますといっても新型インフルかどうかの一点張り
もう一度保健所に相談したら?といったらもういいですといって電話は切れた
ああ、これも診療拒否の件数に入っているのかな?

単に
 心配性で声がでかいだけの「相談」
を針小棒大に取り上げて
 診療拒否
という記事を流してるんだったら、
 有事の際に診療を混乱させる「有害な煽動記事」
でしかないぞ、毎日新聞江畑記者。

ま、
 自分たちが「マスコミたらい回し」に遭ったらどうしよう
と疑心暗鬼に駆られているなら、まずは
 北風と太陽の「太陽政策」
で行くしかないだろうね。今のままでは
 手の付けられないほど大量の患者が発生した場合には、当然「マスコミ人だから、優先的に」なんて声はかき消される
だろう。あ、
 マスコミは優先的にタミフルを投与して貰える特権階級
だっけ? だったら
 一般市民の健康を守るどころか、医療現場を荒らして、事態を悪化させるだけの記事
で、
 最前線で準備している医療スタッフの士気を挫く
のは止めてね。

今日はNHKも大々的にこの話を扱ってたから
 マスコミの特権的立場を利用して、医療現場を攪乱させたい人間達がたくさんいる
ってことだな。
わたしたち一般市民は、タミフルが投与される順位は低い。要するに
 混乱する現場の士気を削ぎ、かつ現場に余計な負担をかけて、医療資源を無駄遣いし、いざというときには市民を見殺しにしかねない悪意のある記事を垂れ流しておきながら、自分たちだけは助かりたい
ってことね、マスコミ。

それとも
 簡易キットもタミフルもリレンザもない病院にマスコミ人自ら掛かって、院内感染で新型インフルエンザを貰って、渾身のレポートを綴りたい
という、
 現場第一主義
の発露かな、マスコミ。

煽るのは結構だがな、
 わたしたち一般市民が必要なときに医療にアクセス出来るような扉を閉じるような悪質な煽り記事
は、いい加減にしてくれ。

おまけ。
新型インフルエンザについて、
・抗ウイルス薬
投与の優先順位は次のように決まっている。
抗インフルエンザウイルス薬に関するガイドライン(PDF) 新型インフルエンザ専門家会議 平成19年3月26日
(3)感染拡大時の投与方法
○ 感染拡大時の治療投与は発症後48時間以内の服用開始を原則とした上で、入院が必要な重症患者を優先し、外来患者の投与には優先順位を設ける。
外来投与の対象者については以下のように、投与の優先順位を検討する。ただし、実際流行する新型インフルエンザウイルスの性質によって、順番の変化は多少ありうる。
1.医療従事者及び社会機能維持者の外来患者
2.医学的ハイリスク群の外来患者
3.小児、高齢者の外来患者
4.成人の外来患者
(略)
2)社会機能維持者(以下の職員のうち、業務を継続するために最低限必要な職員)
1 治安維持
考え方:機能低下を来した場合、治安の悪化のため社会秩序が維持できないもの
消防士、警察官、自衛隊員、海上保安官、矯正職員等
2 ライフライン関係
考え方:機能低下を来した場合、最低限の国民生活が維持できないもの
電気事業者、水道事業者、ガス事業者、石油事業者、食料販売関係者等
3 国又は地方公共団体の危機管理に携わる者
考え方:機能低下を来した場合、最低限の国民生活や社会秩序が維持できないもの
国会議員、地方議会議員、都道府県知事、市町村長、国家公務員・地方公務員のうち危機管理に携わる者等
(注) 上記対象者のうち、検疫所職員、入国管理局職員、税関職員、保健所等公衆衛生従事者は新型インフルエンザ患者に早期に直接接触する可能性が高く、感染の危険性が高いため、優先して投与の対象となる。
4 国民の最低限の生活維持のための情報提供に携わる者
考え方:機能低下を来した場合、情報不足により社会秩序が維持できないもの
報道機関、重要なネットワーク事業・管理を行う通信事業者等
5 輸送
考え方:電気・水・ガス・石油・食料といったライフラインを維持するために必要な物資を搬送する者
鉄道業者、道路旅客・貨物運送業者、航空運輸業者、水運業者等
(以下略)

つまりこの4に該当するのが
 マスコミ人
ってことね。

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コメント

2ちゃんからのサルベージ作業&選別センスに感嘆いたしますm(_ _)m

今後とも、警鐘をよろしくお願いいたします。

投稿: 愛読者 | 2009-05-06 13:57

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