『小右記』を読む
連休中、東大史料編纂所のサーバは電源を落としていたのか、アクセス出来ず難儀した。東大の先生方はどうだか知らないが、わたしにとってGWは勉強時間だった。ま、連休直前に近鉄で拾った悪性の風邪が未だに治らず、マスクをして電車に乗って咳をすると、周囲に厭がられる。インフルエンザではないので、その点は問題ないと言えばないのだが。そんな風邪を抱えていたわけで、当初の予定通りには勉強は進まなかった。
史料編纂所の何に用があったかと言えば
大日本古記録
で、今は『小右記』に検索を掛けて必要な部分を読んでいる。
しかし、小学生の頃、中公『日本の歴史』の第五巻、土田直鎮『王朝の貴族』を読んだときは、自分が、『小右記』とか『御堂関白記』とか『中右記』などを読むなどとは思ってなかったのだが、人生というのは分からない。
土田先生の時代は、『小右記』を読むにしても、頁を一々めくってカードを取っていた時代だろうけど、今はデータベースで検索掛けるだけで、必要な部分がずらずら出てきちゃうんだもんなあ。
道長の死に様を読みながら、死にかかっていた頃の道長へ向けられた視線などもチェックする。
しかし、『御堂関白記』ってのは、確かに豪快と言えば豪快な文章だ。
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