豚インフルエンザ 首都圏で拡がる新型インフルエンザ 横浜市で二次感染@6/6
横浜市初の新型インフルエンザ感染者は
渡航歴も関西への旅行歴もない男性
だった。
神奈川新聞より。
新型インフル、横浜でも20代男性が感染/神奈川県内で7人目 社会2009/06/06横浜市は6日、市内在住で都内勤務の20代男性会社員が新型インフルエンザに感染していたと発表した。感染確認は横浜市内では初。県内では7人目。
市によると、男性は帰宅後の5日夜、37・5度の発熱、せき、のどの痛みがあり、6日午前に市内の病院の発熱外来を受診した。迅速検査キットでインフルエンザA型陽性が出たため、市衛生研究所で遺伝子検査を行ったところ、新型インフルエンザと確認された。男性は市立市民病院に入院。一時38・6度の熱があったが、タミフルを投与され、午後6時現在の熱は37・6度で快方に向かっている。
男性に渡航歴や関西方面への旅行歴はない。都内に電車で勤務していた。周囲に症状のある人はいなかったと話している。市は今後、濃厚接触者の調査を進めるが、数は限定的とみられるという。
市は午後8時から市新型インフルエンザ対策本部(本部長・中田宏市長)会議を開催。発生は単発で、続く事例もないため感染拡大の可能性は低いと判断し、学校、保育所の休業、イベントの自粛要請は行わない。中田市長は「市民には冷静な対応と予防策をお願いしたい」と述べた。
なお、市は8日から発熱外来を5カ所増やし、18カ所にする。
千葉県は6日、2人の感染を発表、大阪市、山口県、福岡市もそれぞれ1人の感染を発表した。国内の感染者は計420人になった。
この横浜市の男性は
どこで感染したのか分からない
わけで、
首都圏で新型インフルエンザの人から人への二次感染が拡大している
ことを物語っている。更に
周囲に症状のある人はいなかった
という証言から
発症前1日前から感染力があり、また不顕性感染も少なくない今回の新型インフルエンザ
は、
気がつかないうちに感染している恐れ
があることが、この事例でも明らかになった。
重症例は、ある程度の感染者数に達したところで、起きるだろうと考えられている。
| 固定リンク
« 豚インフルエンザ 福岡で渡航歴も県外への旅行歴もない中学生がAソ連型と新型インフルエンザの両方に感染 別に同じ中学の8人が発熱→福岡の二次感染が示すのは今後日本各地で同様の「集団感染疑い」が出る可能性→追記あり | トップページ | 豚インフルエンザ 東京に出張した滋賀県立大教員が新型インフルエンザに感染 どこで拾ったのか不明 »
コメント